みっちぇる

基本的に文学/哲学/映画/美術/音楽などに関して感じたことや考えたことを綴る日記にして…

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基本的に文学/哲学/映画/美術/音楽などに関して感じたことや考えたことを綴る日記にしています。思考の整理の場として使用しています。作品の紹介などもできればいいなあと常々。よしなに。 https://www.instagram.com/gkgkd3232/

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    文学、哲学、美術などなど芸術に関することについて唯々、感じたことを連ねる日記です。 ※雑感記録"(261)~を収録します。

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雑感記録(250)

【定期的自己フィードバック「2」】 大概、どの映画もかどうかは分からないけれども、シリーズものの映画だと「2」を頂点としそこから没落するようなイメージがある。例えば『Back To The Future』なんか正しくそれだと思うし、『ターミネーター』もそうだと思う。『Star Wars』だって言ってしまえば、今ではエピソード456となっている訳だが、ファントムメナスが公開される以前は今で言うところの456が123だった訳だ。そう考えてみてもやはりシリーズものの「2」というの

    • 雑感記録(277)

      【詩に可能性を求めて】 先日から、僕の頭の中は混乱している。 キッカケはやはり先日の記録で何遍も執拗に書いている『現代日本の批評』である。これだけ連日で書くぐらい、僕は物凄く衝撃を受けた。何が衝撃だったかというのは簡単な話で、一言で言ってしまえば「信仰が崩れた」ということである。信仰と僕も中々なお馬鹿さんな訳だが、だが信頼していたものが正当に尚且つ、物凄く納得できる方法で批評されると自分が馬鹿らしくなる。しかも、それが信頼していたものよりも凄く面白い。 この本の試みは、

      • 雑感記録(276)

        【真昼/夢の戯言集】 沈黙。その渦に今僕は居る。この場で発狂しようと書き出す。 そろそろ『現代日本の批評』の2冊目も読み終わる。 昨日も書いたけど、これらを読んでから凄くザワザワする。 怒り?哀しみ?苦しみ? そういう感情とはまた別な感じだ。何だろう。 信じていること、当たり前であることが瓦解する瞬間。 それと似ている。テレビで流れる様々な土色を思い出す。14の時。 存在して「当たり前」だったもの。土台。あらゆる物事。 でも、いつか何事かにも終りはある。

        • 雑感記録(275)

          【「フワフワ」じゃダメなの?】 些か唐突な話だが、僕はシフォンケーキが好きだ。 地元に居た時、確か…たまご村?というお店だったろうか。そこのシフォンケーキが美味しくて、時たま買っていた。いつだったかの母の日はそのお店のシフォンケーキを大量に買い込み、母親に渡したら「こんなに食えんわ!」とツッコまれたことを思い出す。僕は「いや、こんだけふわふわなら食えるだろ」と思って買ったつもりだったが…どうやら誤算だったらしい。 シフォンケーキの良さは、個人的にだがフワフワした生地であ

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        雑感記録(250)

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          雑感記録(274)

          【駄文の円環part8】 最近、自分自身が何をしたいかよく分からなくなる瞬間がある。人はそれを「アイデンティティ・クライシス」と名付けてみたり、あるいは精神分析的に「それはうつ病の気がある」的な評定を下すことがある。ベケット『名づけえぬもの』というタイトルが一瞬頭を過る。でも、過っただけで別にそれについて語ろうという気は全く以てない。 ベケットと言うと、僕は自身の退院直後の記憶が蘇る。それは退院後に初めて読んだ小説がベケット『どんなふう』だったからだ。あれは身体が弱ってい

          雑感記録(274)

          雑感記録(273)

          【ゴジラ覚書】 些か唐突な話だが、僕はゴジラが好きである。 それでつい最近、Amazon Primeで『G-1.0』が無料で見られるようになったので見ることにした。一応、小さい頃からゴジラのシリーズを見ている人間としてはゴジラを見ない訳にはいかないという謎の義務感と、庵野秀明の『シン・ゴジラ』以降、令和時代に生きる我々がどうゴジラというものを扱うのか単純にゴジラの1ファンとして確認しておきたかったということもある訳である。 正直な感想を言ってしまえば、僕はガッカリしてし

          雑感記録(273)

          雑感記録(272)

          【読書ヤンキーに僕はなりたい2】 以下の記録の続編である。 僕は常々だが、「本を読め」「本を読め」とそれこそ馬鹿の1つ覚えのように言っている。しかし、他方で「いや、別に本は読みたきゃ読めばいいんだよ。必要と思えば読めばいいんじゃない」ということも書いてしまっている。正直に言えば、どっちもどっちで僕の本心であることに変わりはない。本を読んで欲しいとも言えるし、別に読みたくなければ読まなくて良いのではないかとも思う。 だが、先にこれはちゃんと断っておきたいのだが、僕がこんな

          雑感記録(272)

          雑感記録(271)

          【あれから10年】 最近、何だか無性に本が読みたくなって仕方がない。その契機は何だったかと考えてみるのだが、一向に分からない。ただ確実に言えることは、先日の記録でも記したがいぬのせなか座の山本浩貴の『新たな距離』を読んだことに触発されてのことなのだと思う。久々に良い本に出会った。教えてくれた友人には感謝しかない。 良い本に出会うと、本を読むモチベーションが高まる。1つの本に触発されて、読書欲みたいなものが溢れかえる。それで僕はここ最近、何だかしっちゃかめっちゃかな読書をし

          雑感記録(271)

          雑感記録(270)

          【「コスパ」「タイパ」、うるせぇ!】 ここ数日、久々にゆっくり読書出来ている。だが、体力の衰えとでも言うのか、長編の作品は以前にも増して読むペースが落ちた。というより、読みたい本が単純にありすぎて目移りしてしまうという所が正直な所である。日々様々な本を読んだり、それこそ毎日古本屋に居るとどうしても読みたい本が不可避的に増加する。僕は以前の記録で「つまみ食い的読書」みたいなことを書いた記憶がある。 「つまみ食い的読書」をしていく中で、自分にとって「面白い」とか「これは今の自

          雑感記録(270)

          雑感記録(269)

          【僕の恩人2】 昨日、仕事の関係で1日出張だった。とはいえ、別に僕は大した仕事をした訳ではない。フラッと立ち寄るお客に商品の説明をして、ちょこちょこっと対応してというぐらいだ。だが、そのちょこっとでも自分の出来なさというか、先輩の姿を見ながら心の中で打ちひしがれていた。やはり「好き」というだけでは相手を説得することは不可能だと痛感した。そんな1日だった。 それで、夜に打ち上げということで飲み会があった。 僕はあまり飲み会という席が好きではない。こういう場合の飲み会はとか

          雑感記録(269)

          雑感記録(268)

          【PVごっこの話】 些か唐突な話だが、僕は自己肯定感が高い。 今日、僕は明日から始まるイベントの設営準備の為に会場に行った。それで様々に準備をして(と言っても僕は全く以て大したことはしていない)帰った。帰り途中、先輩のうちの1人が「タバコ、吸いに行きませんか?」と声を掛けて下さった。それで先輩と喫煙所でタバコを蒸かした。 喫煙所というのは本当に不思議な空間で、普段あまり話さない人と少しだけれども込み入った話が出来る空間だ。その先輩はいつも声を掛けてくれる訳だが、しかし僕

          雑感記録(268)

          雑感記録(267)

          【僕の恩人】 GWもあと残すところ1日である。ちょうど先程、地元から東京に戻って来た。特急で帰って来たのだが、子連れのお客ばかりで車内は賑わっていた。小さい子は皆大きな声で騒ぐ。僕はヘッドホンから流れる音楽に集中し窓からの景色を1時間30分ほど愉しんでいた。 山下達郎の『希望という名の光』が流れる。僕はベスト盤を聞いていたのでアコースティック版を聞いたのだが、思わずふと涙が零れる。ここ最近、涙腺が弱くなったというか、涙もろくなってしまったというか…。ふとした瞬間のふとした

          雑感記録(267)

          雑感記録(266)

          【人生の諸相】 僕は実家に戻る度、必ずやることがある。 今日もそういう訳で、午前中は実家の猫を風呂に入れ、体躯を綺麗に洗う。僕の実家では猫を2匹飼っている。オスとメス。メスの方は人間年齢に換算するとおばあちゃん猫である。しかし、食が細くなることは一切なく、むしろ段々と肥えてきている。抱っこする時は一苦労である。一方オスの方も人間年齢に換算すればおじいちゃん猫である。こちらは以前、内臓を悪くしてから体重は減退している。メスとは逆に食べさせるのに必死である。抱っこする度に「軽

          雑感記録(266)

          雑感記録(265)

          【インタビューあとがき】 先日受けたインタビューが記事になった。 まず以て、インタビューの機会を与えて下さった無名人インタビューと僕にインタビューをしてくださったポンプさんには心より感謝したい。本当に貴重な経験をさせて頂いた。「あとがき」を書いてくださり、前向きになれるお言葉を頂戴した訳だ。以前の『駄文の円環』シリーズで触れたが、人は些細な言葉で救われることがある。このインタビューのあとがきは僕にとって正しくそれだった訳だ。 それにしても、このインタビューの原稿を見せて

          雑感記録(265)

          雑感記録(264)

          【夜の戯言集】 夜。雨が止まない。 耳元でZORNが流れる。 「でも死んだぐらいじゃ人は死なない」 自分が死ぬときは棺桶に何を入れて欲しいだろう。 そもそも悲しんでくれる人はいるのだろうか。 酒を呑みながら今日も帰った。 毎日、酒を煽っている。 それをすれ違う人は皆、訝しそうに見ている。 東京は良い。 無関心な街は人も無関心にさせる。 誰がどこで野垂れ死んでもお構いなしで。 時間は過ぎていく。 そう言えば、最近買った折り畳み傘。 風でひっくり返った

          雑感記録(264)

          雑感記録(263)

          【そこにある場所】 ここ最近、将来のこと、先のことについて漠然と考える様になった。先のことなど分かりはしないのに、先々のことを考えているなんて阿保らしい。だが、こういうことを考えられるのはある意味で人間という生き物の特権なのかもしれない。それに先のことを夢想することは誰にも咎められることはないのである。夢想するだけなら。それでいちいちクヨクヨするのはまた別の問題である。 恐らくのキッカケとして、これは先日の記録でも書いた訳だが、父親と酒を酌み交わしたことによるものが大きい

          雑感記録(263)