見出し画像

君こそ、名優「猫侍」

ご訪問ありがとうございます_(._.)_
これは、わたしが観たり読んだりしたいろいろ的なものを自分本位に感想などを書いたnoteです。
ご訪問まことにありがとうございます。


前のnoteで、今はもういない名優ジェームズ・ディーンについて、書きました。今回も、残念ながら、今はいない名優(猫)、あなごちゃん演じる玉の丞が出ていた「猫侍」を書いておきたいと思います。


猫侍は、動物モノによくあるような、感動、涙を誘う、動物のけなげさ、人間との絆を伝えるような内容ではありません。欠片もありません。


主役は、「まだら鬼」という異名を持つ剣豪がなぜかは知らねど、クビになり、浪人になります。浪人なんで、浪人らしく、傘を張ったりして、食費や家賃を稼いでいます。
北村一輝さん演じる主人公が、これまた、無表情で、淡々としていて、いい感じです。

イカ耳ですが耐えてます

ある日、「猫を斬ってくれ」と、バイトを頼まれますが、侍は、気が進まず、猫を助けます。その猫があなごちゃん演じる玉の丞です。玉の丞役は、三ぴきの白猫ちゃんが、入れ替わりで演じていたそうです。

侍のお話なんで、チャンバラがありますが、玉の丞役のニャンズは、逃げ出しも、鳴きもせず、じっとしています。抱えて、立ち会いをする北村さんも凄い器用な方だなと、思いました。


わたしがこの猫侍で、凄いなぁと絶賛したのは、こりゃまた、なんと言っても、本物の猫を使った点です。
全編、生猫です!なまねこ!
CGとかを使い、面白い動きをさせたり、不自然に人間らしい表情などを作らなかった、監督の心意気が素晴らしいと思いました。


猫は、人間と目をあまり、合わせないと、聞きます。飼い主さんなど、心から、信頼している人以外は、見たくもないのが本音だと思います。

しかし、「猫侍」では、

にゃんと!見つめあってるし!


日本アカデミー賞の主演女優賞をなぜ、あげなかったのか。アメリカのオスカーでも、ノミネートまでは行けそうなくらいの熱演ぶりです。


見て味噌!見て味噌!

身体能力も、素晴らしいです。
じっと、耐えているというか、「自分がせねばならないことをしているだけ」感が、出ていて、だんだんと、猫じゃないのでは?とか、思えてきます。


中身はヨーダかもしれません

あなごちゃんたちの近くにいると、フォースを
感じられるかもしれなかったです。


わたしは、スカパーで、30分番組のときに、観てました。はっきり言いまして、皆さん、あらすじより、あなごちゃんたちを見るために、視聴していたんじゃないかなと思います。


「猫侍」の中に出てきた猫飯(ニャーハン)とか、
面白い言葉も出て来て、猫好きな人のための猫による素晴らしい演技満載な番組、映画だったと思います。


「猫侍」。
いま、観ても、あなごちゃんたちの美しさ、可愛さ、名演技は、光っています。


みんなの記憶にいつまでも残る名優猫だと思います。




この記事が参加している募集

#猫のいるしあわせ

21,640件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?