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「永井隆物語」のお導き

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。

先日、木次で雲南市民演劇「永井隆物語」を見てきました。

永井博士と言えば松江の田野医院で生まれたこと。
白血病で若くして亡くなったことしか知りませんでした。

なので、上演の前に三刀屋にある「永井隆記念館」に行って永井博士のことを少し勉強していきました。

5時15分くらいに会場についたら、三刀屋太鼓の社中の友人はいるわ、峯寺の住職さんはいるわ、、、気持ちはホームに帰ったような感じ。

5月の平和祈念祭の案内をされるというので、その挨拶を聞いてから会場に入ることにして、太鼓も少し聞いてから入りました。

席を取ってから降りてきてもと言われたけれど、まぁ、座れたらいいわと思って、席を取ることなくゆっくりと会場に入りました。

さて、どこに座ろうかなと少しずつ降りて行って、ここがいいなと思って、座っている方に隣、、、と声をかけたら、加納美術館の館長さんで、お互いにびっくり。

去年、FBでお友達になってから、時々お邪魔しています。今月半ばには同級生の木工作家のギャラリートークがあったので、行ってきました。ギャラリートークの時は館長と隣り合わせで聞いてました。

今、安来の作家の展示があって、ギャラリートークもよかったんですが、安来織りを実際にさせていただけてとても楽しみました。

5月には友人と機織りしにもう一度行きます。

また、行きますよなんて話し、館長さんは演劇をどう作り上げるものかを実際に見たいという思いもあっていらしていました。


私は人のためにレントゲンを直接見て(フィルムがなくて現像できない状況だった)診察に役立てていった永井博士が白血病になったこと、奥さんの緑さんが一人家を守って原爆に遭い命を落とすシーンに涙を流しました。

劇が終わってから市民演劇の、今年から代表から相談役に替わられた方をよく知っているので、相談役と館長をお引き合わせしました。

会場に入ったら、偶然お会いしたんですよって相談役に話したら、それは永井博士のお導きだわ~と言う話になりました。

本当にそうだったかもしれません。

私は時々気が向くと行くくらい。そして、この劇は二日あるので、違う日に行ったかもしれないのに、同じ日に松江と安来から集うって面白くてうれしいご縁。キリスト教的にはお導きというそうです。

三刀屋町、国道54号線を行くと左手に永井隆記念館はあります。永井博士が大学時代にバスケットをしていたと知り、身近に感じることができました。やっぱり先に記念館に行ってよかったなと思います。
演劇のお導きで永井博士のことをよく知ることができました。


記念館には子供向けの図書室ができていて、私が行った時は親子連れさんが楽しんでいました。


生前「うちらの本箱」という図書室を開設していたのに習ったカタチで、子供たちがそこで楽しんでいるのを博士は喜んでいるのだろうと感じました。

一つの演劇から様々なお導きを感じた一日になりました。

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