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生ごみをEM菌で肥料にする

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。

ごみの量は今の時代、うなぎ上り。
母の所持品を捨てるのに、時間と手間とお金がかなりかかりました。


いつか、使えると思って保管したり、買ったことを忘れてまた同じようなものを買い込んでいた母。

圧力なべが5つも出てきたときは唖然としたものです。
どれも使えなかったとみえてしまい込んでありました。

母のごみはもうあらかた処理が終わって、もう少ししたら実家は今住んでいる次男が住みやすいようにリフォームすることにしました。

ごみと言えば毎日出る生ごみをできるだけ有効利用したいと思っています。

庭や畑があるとキエーロという処理器具を使えるのですが、うちの工房はそこまで大きくないので、設置を断念しました。

生ごみをタッパーに入れて、EM菌と混ぜ、発酵させてから庭のあちこちに埋める方法を使っています。

これは大根の皮。分解しやすいように小さく切るのがミソです。
タッパーに入れ、EM菌を振りかけて混ぜます。
ほかにもいろいろな野菜のかすなどを使います。

タッパーがいっぱいになったら、密閉して10日ほど置き、庭に穴を掘って埋めます。

EM菌を混ぜておくと腐敗臭がしません。
穴の中にEM菌と混ぜた生ごみを入れ、その上に腐葉土や刈った草を置いて、土をかぶせます。

地中の微生物がシッカリ分解してくれます。

最初は近くのホームセンターでEM菌を買っていましたが、授産施設で作り、道の駅で売っていることを知って、いつもそこのものを買っています。

本庄の道の駅にあります。

袋の裏側に使い方が書いてあります。
一袋で220円。
先日はいつも野菜を分けてもらうお向かいのお母さんにこれを使っていることを話したら、自分も使ってみると言われたので、買ってきました。

自分が食べたものが肥料になるってごみの減量にもなるし、土地が肥えるという2つの利点があります。

どれくらい経過するのか観察していないけれど、確実に生ごみは姿を消し、埋めた場所の土はふかふかになります。

工房は葉もたくさん落ちるので、それを捨てずにいて腐葉土になるまで置いておきます。

活けた花もそのまま庭に捨てておくといつのまにか姿を消します。
微生物ってすごい働きものなのです。

本当は庭で燃やして灰を使いたいけれど、火を焚くのには消防署の許可がいるし、ご近所の迷惑になりかねないので、住宅街では遠慮しています。

「焚火」の童謡が懐かしいです。
本当の火の存在、火の暖かさを次の世代にも教えてあげたいものです。

ミニチュアちさと工房
松江市山代町425-7
駐車スペースは2台分
☎ 070-5678-5427
ryosyun4106@gmail.com

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