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ミニチュア 今年の作品振り返り その2 五段飾りのお雛様

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。

初節句にお勧めの五段飾りのお雛様。
今シーズンから価格を上げさせていただき、本体価格10万円とします。

材料の値上がりと私のスキルの向上とで値上げを決めました。
その分は必ず満足のいく作品を作り上げます。

今年1月に仕上げた新作の五段飾り2作品をもう一度ご紹介します。

1作目

5段飾りの全景
金襴を敷いた華やかなお雛様です。
お内裏様とお雛様
にっこり笑うお内裏様
ちょっとたれ目でかわいらしいお雛様
三人官女たちと両大臣
向かって左の官女
提(ひさげ)をもっています。
金色に塗った紙を丸め、底に丸い底面を接着。
細い注ぎ口も金色の紙で作ってあります。
金糸で持ち手を作りました。
真ん中の官女は三宝をもっています。
カッターで切れる柔らかい南洋材バルサ材をカットし、接着して黒く塗りました。
右の官女は長柄(ながえ)を持っています。
丸い胴と底は提と同じつくり方。
持ち手は竹を細く削って作りました。
左大臣
白髪で少しお酒を召して頬が赤くなっています。
弓は竹とワイヤーで作りました。
右大臣
背中に矢羽根を背負っています。
五人囃子
太鼓、大皮、小鼓を演奏します。
太鼓や鼓は薄い段ボールに穴をあけ、オレンジ色の刺繍糸を使って糸を通しています。
胴の部分は細い丸い木です。黒く塗ってあります。
この道具は作るのに手間がかかって大変です。
五人囃子
笛と謡の担当
一番下の段は橘と箪笥
箪笥はバルサ材で作り、黒く塗った上から金色の模様を描き入れます。
最後のオレンジ色の刺繍糸を飾って完成。
右側にはお膳と桜
桜は直径3mm
お膳はバルサ材で、箪笥と同じつくり方
上の食器は粘土です。


その2

こちらは赤に桜吹雪の金襴
サーモンピンクの衣装を着けたお内裏様
薄紫の衣装を着けたお雛様
三人官女の段には紅白2段のお餅
大臣の段には3段の菱餅
赤と白の衣装は粘土
顔は手描きです
左大臣
右大臣
太鼓の楽人は罰をもっています

お人形、持ち物、飾りのぼんぼりなどもすべて手作りしています。
大きな人形店のお雛様は機械製品の小物に囲まれて、私の作品の3倍はします。


このジャストサイズの桐の箱がついて10万円

なにより出すのもしまうのも楽なので、お嫁入りなさるまで毎年出せます。
また、嫁入り道具の一つとしてお持ちになっても素敵です。

昨今の住宅事情を考えるとお得でおしゃれな買い物になります。
自信を持ってお勧めします。

ミニチュアちさと工房
松江市山代町425-7
駐車スペースは2台分
☎ 070-5678-5427
ryosyun4106@gmail.com

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