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島根と鳥取をまちがえた10年前におしおき①

物騒なタイトルからスタートしますが、そのままです。
前回までの18切符旅に続く旅行記と言うことで、ゆるーく書いていきたいとおもいます

小学4年生の時の都道府県書き取りテストで、島根県と鳥取県の位置を間違えました。逆で答案してしまいました。
それ以外の場所は全部当たっていました。100点を逃しました。

そんな因縁を持つ(完全に自分が不勉強なだけです両県の方ごめんなさい)島根県が、旅のメインスポットです!!

旅の動機

最大の動機は、「とりあえず、死ぬまでに出雲大社行ってみたい。」


ぶっといしめ縄をこの目で見てみたい。
神聖な場所に行きたい。そして、清められたい。

以前から興味を持っていた島根県ですが、友達との旅行の候補に挙がることもなく、(※熱海と金沢と箱根が毎回つよいです。そして草津と伊香保。とりあえず出るのは福岡兵庫大阪。)タイミングを掴めずにいました。

そんななか!高校時代のお友達(女子)がインスタで旅行仲間を募集しており、それも出雲に行きたいとのことだったので、即DMを送りました。

ピラニアのようにチャンスに食いつきました。

快くいっしょに旅してくれた友達にはただただ感謝ですありがとう。

松江編

集合は、朝の7時。がんばって5時半起きしました。
旅に出る度に生活がリセットされる気がする。

旅行、トータルでは3日目なんです。2泊3日旅をすることが多いので、
普段は3日目といえば「そろそろおしまいだな」なところが、
今回に限り「今からが本番だ!!!」となるのが変な感じ。

普段は超夜型人間なのに、旅行中は、
観光に溶かす時間を確保したくて22時に寝ます。
死ぬ気で時間をつくりにいく!

現地集合の旅行ははじめてなので新鮮。

松江駅のロッカーに荷物を預け、背中を解放されパワーがみなぎってきました。

朝食を軽く済ませ、駅前のターミナルでバスに乗り込み、松江城へ。
現存12天守を直接見るのは、1年前の青森旅行で立ち寄った弘前城ぶりなのでわくわく。

スタイリッシュな印象を受けました。黒で引き締まっていてかっこいい

大迫力。
籠城戦に強いつくりということで、城内には井戸がありました。
説明も階ごとにかなり充実していました。


前日は雨でしたが、この日は晴れの空をバックに観光できました。
天守閣からは街並みを一望できました。
山に囲まれた市街地、という構図そのものが私にとっては新鮮です。


近代西洋建築ながめるのが好きなのですが、ここにあるとは


本当は松江の遊覧船にも乗ってみたかったのですが、時間の関係でカットしました。とはいえ、川と澄み切った街並みに癒されました。

松江、美しい街でした。また行きたい

商店街を歩きながら駅まで戻り、出雲方面へ。
(※18切符は使いません、今日はPASMO Day )

次の目的地は……

玉造(たまつくり)温泉!!!!!

玉造編

それは、日本最古の温泉のひとつでした。
1300年前―すなわち奈良時代に開湯した、神々とも縁の深い温泉街のようです。勾玉が随所に埋め込まれていました。

古事記や出雲国風土記にも登場するとのことです。

↑ まがたま

玉造温泉は私が発案したスポットでした。
旅好きの先輩が玉造温泉を訪れた写真が、インスタに上がってまして。

「美肌」と「神」のキーワードに惹かれ、先輩がめちゃ女子力高い方で、
女子旅心(?)をくすぐられたのもあり、
出雲と別枠で『大学生のうちに旅行で行きたい場所リスト』の1つだったんですね。

温泉にきゅん

↑ 美肌ボトルにしっかり詰め込んで持ち帰りました。これぞ天然化粧水!

そういや、と思い、調べたところ、
「あれ!出雲近いじゃん。てか松江との中間にあるじゃん」ということで、急遽リストに加えたのです。


あたたかい日差しと穏やかな玉湯川が心地よくって、ずっとここに居たいー

道沿いには立派な構えの日本旅館がずらっと並びます。
温泉街の湯けむりと川のせせらぎ、至福。

昼間だからか、思ってたよりも人はまばらでした。
足湯に入り、しばし時を忘れました。

(疲労溜まりまくり!とまではいかないけれども)
移動旅の疲れが癒えた気もしました。

ポテサラがこんにちは。アツアツでおいしかった

旅行の目標でもある「食べ歩き欲求をほどほどにセーブする」をなんとか
達成しました。
えーと、アイスクリームとご当地のジュースとコーヒーを我慢しました(だいぶ我慢できたな!)

コーンに乗っかったバニラソフトでさえ、慣れない場所だと
「えっ500円?!安いじゃん」に陥るので恐ろしいものです。
観光地とディズニーで食への投資感覚がバグってしまうあるある

温泉卵を食べてお風呂上がりのフルーツ牛乳を飲む想像に浸って歩いていました。

大きなまがたま!

島根は「神々の国」なのだなと実感する景色でした。
夜ver.も気になって検索かけましたが、これまた幻想的でした。
朝もやの中で歩いても良いな~

くっ、いつかは泊まりで来たい!!

(一度でいいので、自分のお金で「泊まる場所そのものにとことんお金をかける」旅行をしてみたいものです。憧れは銀山温泉です。
とはいえ、今のような節約旅行も嫌いじゃないですむしろ好きです)


駅舎の感じも好き。

2時間に1本ほどの電車に遅れそうになり、大荷物を抱えてダッシュ。
あっぶね~

おみやげ屋さんで見かける、ゆるキャラのしまねっこが可愛かった。
出雲電鉄にもいました。

電車の窓から見えた宍道湖には息を吞みました。
改めて地図を見ました。想像以上に広い。

さて、ハイライトたる出雲がやってきました!
出雲はまた次の日!ということで、市内のゲストハウスで首を長くして寝ました。


はあ、初日にしてすでに清められた気がする。
そして今回の旅、「川」との接点が多いように感じます。
それがとにかく嬉しい。

玉造温泉は川沿いに歩くタイプという私好みでしかない観光でした。


②へつづく

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