2回目という旅の愉しみ方@広島 ①
やって来ました、広島県!
旅行2日目にして、約4時間かけてバスで島根→広島へと大移動。
トンネルを抜けた瞬間、そこは雪国、ではなく、
大都会でした。
あまりに急すぎる世界観の変化に私自身「うおっっ!!」と声を上げました。が、初広島という友達はもっと興奮と感動を見せていました。
息を呑む音が聞こえたほどです。
「2回目」のテンション
私にとって、広島は2回目。ちょうーーーど去年の春に訪れたっきりなんです。その時は尾道や瀬戸内の島々&広島市内を観光しました。
正直、本旅行の「島根編」には期待値MAXだったものの、広島に関しては
さほど思い入れはなく…
「そういや去年は宮島に行き逃したから、今年はリベンジしたいなあ」
くらいにしか思っていませんでした。
私の悪い癖なのですが、「2回目以降」になった途端に、
興味を無くしてしまうのです。その落差っぷりが甚だしいのです。
大学の講義も、飲食店も、本も、旅先も。
ごはんに行く時も、「美味しいところ」や「価格が安いところ」はもちろん嬉しいのですが、それ以上に「行ったことのない場所」を本能で求めてしまいます。新しいモノに目がないのです。
※そして、つい「広島県」という大きな括りでカテゴライズしてしまう自分がいることにも、「なんだかなあ~…」という感じ。
1度行っただけで知り尽くした気分になってしまう。。
いわゆる『主語デカい』人になりがちです。
よって、私なりの広島旅行編テーマは
「2回目の旅地で、どれだけ新規性を追求できるか」になりました。
初めてではない旅行先を、初めて来た人と同じか、それ以上に楽しみたい!!高速バスの車内でひそかに誓いました
初手は、お好み焼き
バスセンターに到着!!繁華街に向かって歩き出しました。
まず向かったところは「お好み村」。
お好み焼き屋さんが大集合したビルで、4つの階を渡り歩きながら
様々なお店をのぞくことができます。
去年訪れたスポットなのですが、最終日にアツアツのコナモンを頬張って
心が満たされたこと、いろんな店員さんから広島弁でフレンドリーに話しかけてもらえて嬉しかったことが印象深くて。
将来、また広島旅行するならマストで行くしかないな!!と、心に決まていました。その「将来」が1年後とは。
(iPhoneの写真アプリで「1年前の写真」なるものが流れてきて。広島市内で撮影した集合写真とお好み焼きの写真だったのでたまげた)
前回とは別のお店に行きました。
大学生らしき旅行客が多かったです。
目の前でお好み焼を焼いてもらい、できたてほやほやを口に放り込んだ瞬間の多幸感。露天風呂に足をつっこむ瞬間に似た幸せをかんじます。
お腹いっぱいごちそうさまです!
味も最高でしたが、なによりも
店内の活気づいた雰囲気と店員さんのパワーがすごい!!明るい!
1年分の元気もらいました。
すでにボルテージ最高潮の午後3時です。
わ~夜が楽しみすぎる!!
牡蠣
腹ごしらえが完了し、本日の宿へ。
広島市中心部に近いゲストハウスに泊まりました。チェックイン完了~
共用ラウンジでzoomの用事を済ませた後、おさんぽとご飯に出かけました。
広島城の近くを散策しました。
歩いて運動もしたということで、食べる準備はばっちりです!
牡蠣を焼ける居酒屋に入店しました。
蒸し牡蠣、牡蠣の混ぜご飯、牡蠣フライ、お刺身。
海鮮のシャワーに全身打たれ、海に帰りたくなる心地でした
カンカンに入った牡蠣が卓に運ばれます。
栓抜きのような道具で貝のフタをぐりぐり開けると、
つるんとした牡蠣が玉手箱のように飛び出しました。
牡蠣を口に含んだ瞬間の奥ゆかしい磯の香り。
守ってあげたくなるナイーブな食感。
しっかりと閉じ込めたバター醤油の隠し扉。
激しすぎない高貴な自己主張。
食べるアート作品です。
1分間固まって動けなくなる美味しさでした。
ほっぺが落ちるどころか下顔面が取れちゃうんじゃないかと思いました。
4年前は牡蠣に対して「苦くて地味なだけのぼったくりの貝」という
失礼極まりない認識を持っていましたが、
今は違います。
牡蠣と酢豚とゴーヤは、最近になって魅力が分かってきました。
レモンが有名な広島なのでレモンサワー飲みたかったのですが、断念!
結局お酒は飲みませんでした。
口が満たされると口が達者になります。
積もる話で友達とひとしきり盛り上がった後、お店を後にしました。
2日目終了
「居酒屋でデザートを我慢する代わりにコンビニスイーツを買おう」
という口実で、
スナック(スイーツよりポテチを体が求めた)をいくつか入手し、
無事宿に到着しました。
興奮で寝付けず、ようやく眠れたのは朝3時ごろだったかと思います。
早朝から出雲大社に行ったことを考えれば、24時間近く活動していたことになります。
県をまたいだ充実した旅行2日目となりました~~
明日は宮島初上陸!!そして観光旅行としては最終日です。
全力で楽しみにいくぞー!
おまけ
あ、ちなみに先ほどの夜さんぽでPARCO広告展にも寄れました~
地元の友達が教えてくれました。
1枚のビジュアルで心を鷲掴みにする技術がすごい。
広告の力を目の当たりにしました。
時代を遡っていく4部構成が新鮮でした。最後のトリ、1969年版ポスターが一番好き。インテリアとして飾りたいお洒落さがありました
(②へつづく)
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