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2回目という旅の愉しみ方 @広島 ②

広島2日目スタート!

ひさびさにゆっくりと起きました。時刻は朝の10時。
待ちに待った宮島に行ける日がとうとうやってきました。

るるぶで仕入れたちょっとばかしの知識をポケットに、
意気揚々と宿を後にしました。

宮島へGo

広島電鉄でフェリー入口まで移動し、そこから10分ほど船に揺られて
島に到着。思っていたよりもぜんっぜん短時間で広島市内から行けました。

ここから島へいきます

バスに揺られて海街を過ぎるのもなかなか風情ある時間です。

フェリーに無事乗船。波も穏やかで船酔いもほとんどナシ!
船内は観光客でごった返してました。

フェリーに初めて乗ったのは、大学1年生の夏休み

私は、酔いやすいクセに、つい甲板から海をのぞき込む習性があります

わーーーーい

厳島神社の他には、いったい何があるのか?
宮島で私たちが抑えたかった3点セット。それは、
「しゃもじ、もみじ、あなごめし」

です!!!(韻踏んだ?!)

まずは、しゃもじ

宮島には日本一巨大なしゃもじがあります。
(時間の関係で行けなかったが)
メインストリートのお土産ショップには、多くの場所で
しゃもじが下がっていました。

「必勝」や「絶対合格」、「夫婦円満」などの達筆メッセージ入り。
(実際に調理器具として使うよりは、インテリアとして飾るイメージ)

お友達は、自分用とお土産用に2コ購入。
しゃもじ選びが楽しかった~

つづいては「もみじ」。もみじ饅頭のこと?? 

・・・も、そうなんですが、我々のターゲットは「揚げもみじ」!!
旅の相方の友達が、広島出身の大学友達から情報を仕入れてくれました。

旅行前に地元民から聞き出せた情報ってほんっとありがたいなあとつくづく感じます。玄人受けする場所や、観光客はまず知らない穴場スポットを教えてもらえるからこそ、旅に深みが増す気がする。

ででん!

あるあるネタや、いつつかうのか分からないトリビアを仕入れるのも好き。
Wikipediaからは読み解けない、「友達なりの地元への解釈」が分かって好き

「ここは絶対行っときな!」という後押しをもらえると嬉しいです

情緒ある街並み~


「こんど○○行くんだけど~」と友達に話しかけた時の、
地元の名前を聞いた瞬間の目の輝きと紅潮した頬を見るのがめちゃ好きです
地元愛って最高

そして、旅行後に大学の休み時間とかにお土産を渡して
「うわ~なつかしい!小さい頃に親に買って貰ってた!」みたいな感想を
もらうあの瞬間も好きなんです。ジモトークにちゃっかり参加したり。

どうやら私は「土地に対する人間の愛着」を見るのが好きなようです

・・・話を戻しますが、
あんこを入れて衣をつけた焼きたての「揚げもみじ」をいただきました。
クリーム味とチーズ味も迷いましたが、オーソドックスなあんこで。


奥にはしゃもじが。


あ、もみじ饅頭も食べましたよー!一口サイズで可愛い

私は飲みませんでしたが、広島ってことでやはりレモン系のドリンクが
多かったです。レモンソーダにスカッシュにサワー。

牡蠣の誘惑には抗えず、結局この日も牡蠣。

完全にハマりました

バター醬油の焼き牡蠣。
商店街のど真ん中に屋台があったんです。
鼻に抜けるバターの香りを横切らざるを得ないんです。
そしたらどうしても食べたくなるんです。

うん、あれは抗えない

食べ歩きのお店が多いのにも関わらず道全体がキレイで清潔感があり、
歩道もゆとりある広さでかなり観光しやすかったです♡

あなごめし

3つ目の「あなごめし」!ですが、お店に入ってゆっくりと頂きました。
最近になって、苦手だったうなぎを克服したのですが、
(人生損してると言われるランキング堂々の1位です)

タレととろろと薬味が絡み合ったあなごを、
アツアツの白米といっしょにかきこむのが最高でした。

グルメ旅の時間を経て、島をぶらぶら散歩して鹿に会ったり、
大聖院を訪れたり、
夕陽に焼かれた波打ち際ではしゃいだりしました。

鹿さん

そして、大本命の厳島神社です。
栄華の極みと諸行無常を感じます

小学校の国語の授業では平家物語の冒頭部分の暗唱があり、
中学校では那須与一の奮闘シーンが、
高校では木曽義仲の最後が扱われたことを思い出しました。


写真を見ればお分かりのように、
干潮満潮のタイミングを全く気にせず来てしまったために
教科書やガイドブックでよく目にする「水に浮かぶ赤の鳥居」は見られませんでした。

とはいえ、それはそれで「鳥居の柱のすぐ近くまで行ける」メリットが
あります。

近い!


この日の写真のフォルダは真っ赤です。
30分くらい撮影会してました

日没間際まで居ました

どんな褒め言葉を並べても、
厳島神社の前では色褪せてしまいそうなので控えときます。
文字通り、百聞は一見に如かずでした

厳島神社もしっかり目に焼き付けたということで、夜6時ごろ、
フェリーに乗って帰っていきました

島への大冒険、エキサイティングな1日でした。
海も鳥居も鹿ももみじも、
晴れやかで幻想的な美しい島でした。

女子旅終了のお知らせ


これで悔いはありません!

夜は、学生のオアシスことサイゼリヤに行きました

観光尽くしの3日間でした、これで女子旅も終了となります
2回目である広島旅も、これでおしまいです。

結論。2回目の旅こそが本番でした
2回目だからこそ愉しめる味があるんです

それが一番の教訓でした
また来るぞーーー!

これがずっと見たかったんです!

旅が終わるたびに、おくのほそ道の松尾芭蕉の言葉「日々旅にして、旅を栖(すみか)とす」を思い出します
1週間も旅に出ると、もはや旅行自体がライフワークのように思えてきます


島根と広島という贅沢パックを使い果たし、神々に清められて、
スッキリした面持ちで家路に着けそうです


さて、再び18切符旅へと戻りますが
「あとは移動だけ」ではありません!!

帰りもしっかり観光します!


広島、楽しかった!

ー完ー

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