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僕は、会社員を30年間勤め2022月4月一念発起で起業しました。 「OSAROOM」ブランドを立ち上げ、誰もの身近にある「ロンT」を中心に頑張っています。 誰でも、どの年代でも気軽に着て頂けるものを今後ともお届けできるようにと日々奮闘中です。 このnoteは、僕の物語です。

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僕の名前は「おさる」です。

僕は、三人兄弟の一番下の末っ子です。 体も小さく、いつも二人のお兄ちゃんには適わなかった。 「ゴホッゴホッ」 いつも布団に入ると咳が出て、お母さんが心配そうに背…

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2か月前
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僕は、決断をした

いつもの交換日記 朝1番に彼女から必ず返ってきてた。 僕が遅れることがあっても彼女は遅れることなんか1度もなかった。 でも、今朝は返ってこなかった。 きっと忙しか…

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1日前
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僕は自分に問いかけてみた

「タロー行くぞ」 散歩に行こうと靴を履いて玄関を出た時に母親が 「おさるーー電話!!」 「え?誰?」 「玉城さんだってぇ~」 彼女だ。 「あ、後でかけるって言っ…

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僕には女心がわからない

「おさる、交換日記持ってきた?」 彼女の朝1番の言葉だ。 「うん」 そういって、昨日張り切って書いた日記を差し出した。 しかし、嬉しそうな彼女の顔は一瞬で曇った…

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「うん」 あっけなく僕の恋は実った。 あんなに悩んでいたのは何だったのだろうか・・・ 「何で?」 僕は咄嗟に出た言葉だった。 「何でって何で?」 確かにそうだ。…

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ドキドキ はぁ~ 女子がやってる花占いでもやってみたい気分だ。 「好き、嫌い」って・・・ 好きな子に告白するなんて楽しくない。 結果だけ教えて欲しい。 早くスト…

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5日前
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二番目の恋

僕は、今でも多分あれが初恋だったのかと思うことがある。 中学生になったばかりの頃、チビだった僕はいつも女子に囲まれてオモチャのような存在だった。 「可愛いぃ~」…

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僕の新たな決心の始まり

高校生になって僕の喘息はほとんど治まったきた。 あんなに肌もガサガサしてたけど、石鹸であまり擦らないこと。 最初は、がむしゃらに擦っていたことで皮膚が悪化してポ…

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7日前
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夕暮れを見つめる僕

何か失敗をすると落ち込むけど それ以上に親に言いたくない。 バイトの失敗も当然だけど言わなかった。 これが思春期なのか恥ずかしいことは言いたくなかった。 「何か…

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僕はバイトで失敗をした

生きれいれば失敗はつきものだ。 恥をかくこともある。 だれでも完璧なやつなんかいない。 ガッシャ-ーーン あ・・・ 小麦粉が宙に煙のように舞った。 大きなアルミ…

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たまに振り返る

幼いことから咳をしてて苦しかったことは覚えてる。 多分、喘息がひどいほうだったのか小学2年までは学校にもあまり行った記憶がない。 いつも、おばあちゃんが心配して…

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10日前
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僕の反抗期の日常

あれから家族とは何やら気まずい。 情けないことに家を出たものの、1時間もせず家路にたどり着いてしまった。 親に心配して探してもらう作戦はまんまと失敗に終わったか…

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11日前
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家族との距離

タローを連れてあてもなく彷徨っていたけど やはり僕は途中から怖くなってきた。 もう何時だろう・・・ 放り出されたものの偉そうに出ていったしまった僕は何気に親が探…

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12日前
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自由って何だろう?

「うるさいなぁ~」 「何がうるさいの!!!」 僕の反抗期が目を覚まして行った。 当然、親はガミガミ言うことが子供の為だと思っていることは間違いない。 あんなに小…

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13日前
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僕は色々知識を覚えた

高校生になった僕は友達が増えたし広がった。 当然、バイトもしているので社会人の辛さも何となく目に耳に入ってくる。 今まで喘息で小さな殻に引きこもっていた自分。 …

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2週間前
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僕はプールへ挑戦した

「何かあったらすぐに言えよ!」 「はい」 先生は僕の体調を心配しながらも僕のやる気を見守ってくれた。 高校生になって初めて入るプール。 ちょっと怖いなぁ~ 喘息…

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僕の名前は「おさる」です。

僕の名前は「おさる」です。

僕は、三人兄弟の一番下の末っ子です。

体も小さく、いつも二人のお兄ちゃんには適わなかった。

「ゴホッゴホッ」

いつも布団に入ると咳が出て、お母さんが心配そうに背中をさすってくれる。

「苦しいねぇ~」

「苦しい」

先生に「この子は喘息だね」と言われた。

お母さんは

「お兄ちゃんたちは何にもなかったのに・・・」

とても不安そうに言った。

おばあちゃんも心配してくれた。

だけど、僕

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僕は、決断をした

僕は、決断をした

いつもの交換日記

朝1番に彼女から必ず返ってきてた。

僕が遅れることがあっても彼女は遅れることなんか1度もなかった。

でも、今朝は返ってこなかった。

きっと忙しかったんだろう

僕はそんなに気にしてはなかった。

休憩時間、僕が友達とテレビの話で盛り上がっていた。

「おさる、昨日のあれ見たか?」

「見た見た」

「メチャクチャ笑ったよなぁ~」

「そうそう、あれ・・え?」

友達の顔が

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僕は自分に問いかけてみた

僕は自分に問いかけてみた

「タロー行くぞ」

散歩に行こうと靴を履いて玄関を出た時に母親が

「おさるーー電話!!」

「え?誰?」

「玉城さんだってぇ~」

彼女だ。

「あ、後でかけるって言っといてぇ」

「わかった」

そのまま行こうとしたけど・・ちょ、

「ちょっと待って!!やっぱり出るわ」

「何よぉ~」

慌てて靴を放り出して駆け上がる僕に母は変な顔をしていた。

僕は咄嗟に今出ないとまた彼女の機嫌が悪くなる

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僕には女心がわからない

僕には女心がわからない

「おさる、交換日記持ってきた?」

彼女の朝1番の言葉だ。

「うん」

そういって、昨日張り切って書いた日記を差し出した。

しかし、嬉しそうな彼女の顔は一瞬で曇った。

「何これ?」

「何って・・・」

「全然、書いてないやん」

僕は黙った。

書いてないことはない!!

僕が腕を奮って描いた作品がある。

「上手い?」

「別に」

何故か不機嫌になった。

学校でも僕のとこには来なくて

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僕の初めての彼女

僕の初めての彼女

「うん」

あっけなく僕の恋は実った。

あんなに悩んでいたのは何だったのだろうか・・・

「何で?」

僕は咄嗟に出た言葉だった。

「何でって何で?」

確かにそうだ。

「いや、まさかと思って」

「そう、私も実は気になってたから」

そうなんだ・・・

だったら先に言ってよぉ~

「あ、よろしくお願いします」

「はい」

その日は、ぎこちないながら一緒に帰った。

僕は考えていた。

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僕は告白をした

僕は告白をした

ドキドキ

はぁ~

女子がやってる花占いでもやってみたい気分だ。

「好き、嫌い」って・・・

好きな子に告白するなんて楽しくない。

結果だけ教えて欲しい。

早くストーリーが進んで夜までワープしてくれないかなぁ~

自己肯定感も昨日までに爆上げしてきたつもりが・・・

今は振られることばかり考えてしまっている。

人生がバラ色になるのか、それとも・・・

あぁ~振られたら明日からどうやって顔

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二番目の恋

二番目の恋

僕は、今でも多分あれが初恋だったのかと思うことがある。

中学生になったばかりの頃、チビだった僕はいつも女子に囲まれてオモチャのような存在だった。

「可愛いぃ~」

まるで子ザルでも見るかのようにだ。

そんな中でも僕より数段デカい女子が毎日後ろから抱き付いてきて振り回してくる。

僕は、かなりイヤだった。

でも、突然いなくなった。

どっかに転校して行った。

あぁ~助かったと思っていたけど

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僕の新たな決心の始まり

僕の新たな決心の始まり

高校生になって僕の喘息はほとんど治まったきた。

あんなに肌もガサガサしてたけど、石鹸であまり擦らないこと。

最初は、がむしゃらに擦っていたことで皮膚が悪化してポロポロと皮がむけてしまい、それをまた汚れと勘違いしてて最悪だった。

体調によって悪化したりもするけど、以前に比べたら悩むことも少なくなってきている。

何より走れたりすることが大きい。

学校に行ってからバイトしたり遊んだりと行動範囲

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夕暮れを見つめる僕

夕暮れを見つめる僕

何か失敗をすると落ち込むけど

それ以上に親に言いたくない。

バイトの失敗も当然だけど言わなかった。

これが思春期なのか恥ずかしいことは言いたくなかった。

「何かあった?」

「別に」

親の直感はするどい。

何かを察知して母親は僕の顔を覗きこんだ。

「タロー行くぞ」

何かあれば、いつもタローを呼んで散歩と言って連れ出す。

何の疑いをもつこともなくタローはいつも嬉しそうについてくる。

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僕はバイトで失敗をした

僕はバイトで失敗をした

生きれいれば失敗はつきものだ。

恥をかくこともある。

だれでも完璧なやつなんかいない。

ガッシャ-ーーン

あ・・・

小麦粉が宙に煙のように舞った。

大きなアルミの容器を重さに耐えきれず落としてしまった。

大事な商品が床に転がった。

「あぁ、何してんの!!」

「す、すいません」

僕は顔を上げることができなかった。

「大丈夫?」

おばさんが駆け寄ってきて僕の顔を見た。

「重か

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たまに振り返る

たまに振り返る

幼いことから咳をしてて苦しかったことは覚えてる。

多分、喘息がひどいほうだったのか小学2年までは学校にもあまり行った記憶がない。

いつも、おばあちゃんが心配して夜中でも背中をさすってくれた。

おばあちゃんが出て行ってから犬たちが僕の心の支えだったような気がした。

いつも傍にいる友達みたいなもんだったのかなぁ~

学校に行けるようになってもチビで体の弱い僕はいつも一人だった。

もう、記憶も

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僕の反抗期の日常

僕の反抗期の日常

あれから家族とは何やら気まずい。

情けないことに家を出たものの、1時間もせず家路にたどり着いてしまった。

親に心配して探してもらう作戦はまんまと失敗に終わったからだ。

タローも一緒に出たのに、お前は相変わらず何も無かったかのように日常を満喫している。

僕だけが孤立か・・・

兄たちに

「恥ずかしいぃ~」

と散々に言われようだ。

しかも、その日は晩飯抜きだった。

タローだけ僕に振り回

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家族との距離

家族との距離

タローを連れてあてもなく彷徨っていたけど

やはり僕は途中から怖くなってきた。

もう何時だろう・・・

放り出されたものの偉そうに出ていったしまった僕は何気に親が探しにくるのを期待していた。

何度も立ち止まって後ろを振り返るけど誰もいない。

僕が立ち止まるたびにタローも立ち止まって僕を見つめる。

最初は速足だった僕の歩幅はみるみる小人のような幅になって行った。

10歩くらい進んで振り返る

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自由って何だろう?

自由って何だろう?

「うるさいなぁ~」

「何がうるさいの!!!」

僕の反抗期が目を覚まして行った。

当然、親はガミガミ言うことが子供の為だと思っていることは間違いない。

あんなに小さくて弱虫だった僕がこんなに反抗するなんて夢にも思っていなかったのかもしれない。

だけど、僕も立派な高校生で世間知らずな上に意味もなく反抗するという普通の高校生に成長したんだ。

僕は部屋のドアを思いっきりバタンと怒っているのをア

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僕は色々知識を覚えた

僕は色々知識を覚えた

高校生になった僕は友達が増えたし広がった。

当然、バイトもしているので社会人の辛さも何となく目に耳に入ってくる。

今まで喘息で小さな殻に引きこもっていた自分。

弱いからできないと親の囲いの中で守られていた壁が高いと思っていたけど、いつの間にか挑戦というものに背中を押されて破っていける僕を発見して驚きや辛さも味わったけど・・・

なんか、それ以上に冒険したくなってきた。

小学校2年までは、ま

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僕はプールへ挑戦した

僕はプールへ挑戦した

「何かあったらすぐに言えよ!」

「はい」

先生は僕の体調を心配しながらも僕のやる気を見守ってくれた。

高校生になって初めて入るプール。

ちょっと怖いなぁ~

喘息の発作は命取りだ。

でも、体力がついてきた僕は高校生になってから1度も起こっていなかった。

泳ぎ方を教えてくれる先生と一緒に必死に練習をした。

だけど、なぜか沈んでしまう。

「何で沈むんだ?」

ヒィ~僕にだって分からない

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