osaroom.shop

僕は、会社員を30年間勤め2022月4月一念発起で起業しました。 「OSAROOM」ブ…

osaroom.shop

僕は、会社員を30年間勤め2022月4月一念発起で起業しました。 「OSAROOM」ブランドを立ち上げ、誰もの身近にある「ロンT」を中心に頑張っています。 誰でも、どの年代でも気軽に着て頂けるものを今後ともお届けできるようにと日々奮闘中です。 このnoteは、僕の物語です。

マガジン

  • 【みんなで創る】クロサキナオの運営マガジン

    • 27,082本

    このマガジンは「楽しく、続ける」を趣旨として発信してます。まだnoteに慣れてない人は知り合いづくりと記事の共有を兼ねてぜひご参加してみてはいかがでしょう🌹 ※原則1日投稿記事は2本までとしました。ご了承ください。

  • トランスミッションⅠ

    • 103,116本

    参加者650名、フォロワ数1500名、100,000記事以上が収録されています。🌱コンテンツを広めたい方の参加、お待ちしています。🌱マナー:①連続投稿はしない②社会一般的に不適切な記事は投稿しない③トップ画面は変えない。参加希望の方は,マガジンの固定記事からコメントしてね(ง •̀ω•́)ง

  • トランスミッションⅡ

    • 8,291本

    トランスミッションⅠのミラーマガジンです。脆弱性が報告されたため設置しています。🌱参加者100名、フォロワ数150名、3000記事以上が収録されています。🌱コンテンツを広めたい方の参加、お待ちしています。🌱マナー:①連続投稿はしない②社会一般的に不適切な記事は投稿しない③トップ画面は変えない。参加希望の方は,マガジンの固定記事からコメントしてね(ง •̀ω•́)ง

最近の記事

  • 固定された記事

僕の名前は「おさる」です。

僕は、三人兄弟の一番下の末っ子です。 体も小さく、いつも二人のお兄ちゃんには適わなかった。 「ゴホッゴホッ」 いつも布団に入ると咳が出て、お母さんが心配そうに背中をさすってくれる。 「苦しいねぇ~」 「苦しい」 先生に「この子は喘息だね」と言われた。 お母さんは 「お兄ちゃんたちは何にもなかったのに・・・」 とても不安そうに言った。 おばあちゃんも心配してくれた。 だけど、僕に、たくさんの愛情を注いでくれて嬉しかったよ。 だから、咳なんか気にせず、元気

    • 僕は色々知識を覚えた

      高校生になった僕は友達が増えたし広がった。 当然、バイトもしているので社会人の辛さも何となく目に耳に入ってくる。 今まで喘息で小さな殻に引きこもっていた自分。 弱いからできないと親の囲いの中で守られていた壁が高いと思っていたけど、いつの間にか挑戦というものに背中を押されて破っていける僕を発見して驚きや辛さも味わったけど・・・ なんか、それ以上に冒険したくなってきた。 小学校2年までは、まともに学校に行くことができなかった僕は勉強が苦手だと思っていた。 だけど、やれ

      • 僕はプールへ挑戦した

        「何かあったらすぐに言えよ!」 「はい」 先生は僕の体調を心配しながらも僕のやる気を見守ってくれた。 高校生になって初めて入るプール。 ちょっと怖いなぁ~ 喘息の発作は命取りだ。 でも、体力がついてきた僕は高校生になってから1度も起こっていなかった。 泳ぎ方を教えてくれる先生と一緒に必死に練習をした。 だけど、なぜか沈んでしまう。 「何で沈むんだ?」 ヒィ~僕にだって分からない。 「そうか・・・お前は痩せっぽっちだから脂肪がないからだなぁ~」 そんなこ

        • タローの散歩

          病院の先生から僕はプールの許可をもらった。 「調子を見ながらね」 「はい」 もちろん、そのつもりだ。 バイトは、相変わらずできない僕だけど何とか続けてる。 ただ、気になるのが・・ チビ貧弱だから仕方ないなぁ~ みたいな感じが伝わってくるのが辛い。 「タロー散歩いくぞ」 バイトの時はなかなかタローと散歩に行けないけど・・ そういえば、僕がバイトの時は誰がタローの散歩に行ってるの? 気になる。 僕は、今はまだ週に3日~4日がバイトだけど5日は入りたいって言

        • 固定された記事

        僕の名前は「おさる」です。

        マガジン

        • 【みんなで創る】クロサキナオの運営マガジン
          27,082本
        • トランスミッションⅠ
          103,116本
        • トランスミッションⅡ
          8,291本

        記事

          あいつと再会した僕

          僕は、病院に向かっていた。 この夏にプールに入る為に先生に確認を取るためだ。 僕の気持ちは決まっていたが一応、先生に聞こう。 いつもように自転車で走っていると向こうから誰かが自転車走ってくるのが見えた。 近くまで来てすれ違いざま 「あっ」 向こうも確かに「あっ」と言った。 すれ違って僕は少しして止まった。 振り返ると、その自転車はフラフラと電柱にぶつかって倒れた。 スピードは出ていなかったけど、無残にも自転車ごとその子も倒れてしまっていた。 あいつだ・・

          あいつと再会した僕

          僕はたくさんの目標を決めていった

          何か目標を持つことは大切だ。 なぜなら辛くても頑張れるからだ!! 僕は、中学校まで1度もプールに入ったことがない。 全力疾走もない。 それは幼い頃から喘息が酷く病院の先生から止められていたから。 でも、僕は近くの公園が入れなくなったことでタローと少しずつ走るようになっていた。 高校生になった僕はまだ発作が出ていないこともあって体力に少しずつ自信もでてきたからだ。 いつか全力疾走をしたい。 絶対に気持ちいいことは分かる。 風邪を引くからとプールも入れなかったけ

          僕はたくさんの目標を決めていった

          僕は、友達が妙に気になった

          とりあえずは、今日はバイトが休みでホッしていた。 緊張と全くできない僕に疲れ果てていた。 しかし、気になる。 友達も最近バイトを始めた。 僕みたいに悩んでないのか・・・ 「おはよう」 「おう」 「ところでバイトどう?」 「あぁ、なんか楽しいかな」 「へぇ~」 「おさるは?」 「うん、まぁまぁかな」 僕は曖昧にごまかした。 楽しいのか・・・少しショックだった。 一応、もう一人に聞いてみた。 「メチャクチャ大変だったけどご飯が豪華でラッキーやった」

          僕は、友達が妙に気になった

          バイトという仕事

          僕は、バイトを簡単に考えていた。 お父さんの仕事とは違うもっと責任のないもの。 多分、間違ってない。 だけど、僕はもっと安易に考えていたのかもしれない。 昨日言われたことが頭から飛んでいた。 それが当たり前になっていた。 「覚えられないならメモをとったほうがいいよ」 「はい」 決して怒鳴られたわけじゃなかったけど何故か恥ずかしかった。 親に 「昨日も言ったでしょっ!!」 「覚えてないし」 こんな状態のまま僕はバイトに挑んでお金を貰おうと考えていた。

          バイトという仕事

          負けられない僕

          「今日はバイト?」 お母さんが心配そうに聞いてきた。 昨日の僕の素振りを見てのことだ。 「うん」 僕は、そう返事したけど気持ちはどんよりしてた。 バイトの作業がイヤなんじゃない! その周りの人が僕をどう思っているのかが気になった。 こいつ使えねぇ~ なんて思っていたら最悪だ。 初日だからって問題じゃなくて、その作業が僕には慣れるというかできる自信が完全に喪失してた。 重いし、棚が高すぎる。 身長は、そんなすぐ伸びないにしても力が・・・ない。 「大丈夫?

          負けられない僕

          高校生になってまた弱い僕が出現した

          「どうだった?」 「何が?」 「何がってバイトがに決まってるでしょっ」 やっぱりだ。 僕の帰りを今か今かと待ち受けていたお母さんの第一声だ。 もし、楽しかったなら僕は帰るなり話してるに決まってるのに 空気ぐらい読めって思う。 「別に」 「あ、ダメだった?」 心配そうに顔を覗き込んでくる。 何がダメだったと思っているのか? 「別に、普通」 僕も意味が分からないことを言ってるのは分かってるけど・・・ 今さら家族でもチビだからとか体力ないからとか言えない。

          高校生になってまた弱い僕が出現した

          初めてのバイト

          僕は、バイトを自分で見つけたことに有頂天になっていた。 しかも、バイト先は家からも近く、毎日通る場所にあった。 前日は少しの不安とワクワク感で寝れなかった。 初日 「お願いします」 「今日から宜しくね」 やっぱり優しそうだ。 従業員の人たちにも紹介してもらって 「お、小さいなぁ~」 「頑張れよっ」 うん、みんなも気さくに接してくれる。 安心だ。 和菓子屋さんの裏方作業で最初は簡単な指示に従って箱を移動さすことをやった。 「あっちに運んで」 「はい」

          初めてのバイト

          「忙しい」を体験したかった僕

          僕は、ずっと前から思っていやことをやろうと思っていた。 それはバイトだ! 兄たちがバイトを始めて好きな物を買ったりしてたからもあったけど 「忙しい」 っていう言葉に憧れを実は持っていた。 文句いいながらも何故か自慢気にアピールしてくる、その言葉。 僕も体験して使ってみたかった。 体力もだいぶついてきたし実態のない自信があった。 だけど・・・どうやって見つけるかだな 本当は友達と行きたかったけど、ここは男だ。 自分で探して決めないと。 毎日、通る場所にうっ

          「忙しい」を体験したかった僕

          僕は自信というものが何かわかった気がした

          僕は、チビはいつか克服するとして 体力は、自分から鍛えていかないとダメだと思った。 なにもかも怖かった自分がいたが走ることもその一つだった。 喘息が怖かったし、病院からも止められていた。 「タロー行くぞ」 僕は、近くの公園が閉められて入れなくなったことがいい機会となって道をただ歩くだけの散歩になってしまっていた。 だけど、軽くタローと走るようになっていた。 学校の先生に「喘息を持っているので激しい運動はできないけど、できることはやります」と言った。 「そうか、

          僕は自信というものが何かわかった気がした

          好転していくと一気に流れることを知った

          僕は体も弱くチビで得したことなんて今まで無かった。 ところが、前も少し思ったことがある。 女子には、何故か可愛いがられたこと。 高校生になると僕は女子から何かと話しかけられるようになった。 まるで前から知り合いだったみたいに。 「おさる、これ知ってる?」 「知らん」 「えぇ~マジ?」 「ねぇねぇ、これは?」 そうなると僕の口数も次第に増えて行った。 校庭で遊んでると2階の窓から 「おさるぅーーー」 と女子が手を振ってきた。 「こけてみてよ」 僕は、

          好転していくと一気に流れることを知った

          僕は、人といることがやっと好きと思えた

          高校に入っも背が伸びて何とか150㎝台になった。 これは、僕にとってかなり喜ばしいことで もう、一生チビのまま終わるのかと諦めていたが、まだ伸びしろがあるってことだ。 高校になれば女子の背も止まってくるはずだ。 いつか追いつき追い越す日がそう遠くはなさそうだ。 しかし、まだまだ甘くなく僕よりデカいやつは多い。 「おさるぅ~」 「何?」 僕はチビのせいか女子には人気があった。 顔に怪我をしてる時は寄り付きもしなかったのに今では何かとかまってくる。 警戒心がな

          僕は、人といることがやっと好きと思えた

          男の勲章を初めて味わった日

          もともとコンプレックスの塊の僕は自分から何かをするのが苦手だった。 「できないんじゃないか」が先にきてしまい 手も足もでなくなるのが今までの僕。 高校では、1番前の席でいつも前だけを向いていた。 しかし、高校は見たこともない変わった奴も多くて むしろ僕は普通の人。 となりの奴がやたらと喋りかけてきて仲良くなった。 クラスで行動的な奴と一緒にいると僕もなぜだか行動的になってしまう。 僕は、中学に比べると自分でも驚くくらいお喋りになっていってた。 自転車でどこへ

          男の勲章を初めて味わった日