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手首の血管を見てみると青い筋に見える。血は赤いはずなのに。

【まず結論】


 人は他の場所と比較して物を見る。

実際、血管の色はほとんど肌の色と変わらない。でも赤みがほんのちょっと少ないらしい。 

また、皮膚の奥だと赤い光が吸収されてしまう。
その結果、青い光が強く反射して目に届くんだと。

【余談】

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タコやイカ、エビやザリガニなどの血は青い色をしている。

そもそも人間の血が赤く見えるのは、黄色い血しょうの中に、赤いヘモグロビンが沢山入っているから。

ヘモグロビンは鉄が多く、酸素と一緒になると、鉄がさびた時に赤茶けて見えるのと同じように色が変わる。

反対にタコの血には鉄ではなく銅が多い。そのため銅像がさびたときの青っぽい色になっているみたい。

逆に言うと、人間もタコも酸素が含まれなければ血液は無色。ニホンザルは赤色で、血液型はB型とO型の2種類しかない。

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血液型が見つかったのは1900年。
意外と100年前なので最近。これには理由がある。

17世紀に医者が羊の血を人間に輸血した結果、死んでしまうという事例が起きた。そのため輸血は長い間禁止されてしまう。

19世紀に入り、人から人への輸血が始まった。この時の成功率は50%程度だった。

科学的に、合う血液と合わない血液を見つけてA,B,C(後のO)型が判明。その後AB型が生まれることになった。


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もし警察に追われるような罪を起こしてしまう予定があるのなら注意してほしいものがある。

それは、蚊!
蚊が吸って2日以内であれば誰の血であるかの特定までできるかもしれないらしい。

完全犯罪の天敵としてまさかあの小さい蚊が立ちはだかるとは…!笑


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成人の血は5L。動脈の血は1/4が出ると死んでしまう。

静脈の血は半分で死ぬが、血が外へ出ると血圧が下がり普通は止まる。

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