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お金について網羅的に深めるためにケン・ウィルバーの4象限で分類してみた

はじめに

私は人生において長らくお金について深く考えたことがなかったのですが、まとまった時間ができた2018年1月を第1シーズンとしてその後も不定期でお金について集中的に学ぶようになりました。シーズン1について書いた記事はこちらです。

シーズン2は2019年4月~5月がそれにあたるのですがその時の記事はまだ書いていません。シーズン4は2022年3月頃から始まり、今も続いています。それぞれのシーズンではインプットだけではなく果実(気づき等)を収穫しているので、そちらについても記事化していきたいところですが、今日はお金について網羅的に深めていきたいなぁと思っていた時にふとケン・ウィルバーの4象限で捉えた上で、書籍を探したらいいんじゃないか?と浮かんだので、それについて書いてみます。

ケン・ウィルバーの4象限って何?

4象限とはアメリカの思想家、インテグラル理論の提唱者であるケン・ウィルバーが見出した、人生と現実を俯瞰的・詳細的に把握するためのフレームワーク「AQAL」の構成要素の1つです。ものすごく簡略化していうと1つの事象を捉える際に常に同時に生まれている4つの側面とその相互関係を観ていこう、というものです。

書籍『INTEGRAL LIFE PRACTICE 私たちの可能性を最大限に引き出す自己成長のメタ・モデル』の情報を基に私が図化したもの

お金について4象限について当てはめてみる

上記の図を基に、お金について4象限に当てはめてみた図がこちらです。

お金にまつわる本はたくさんありますが、この図があることで読んでいる本がどこに重心が置かれたものなのかということが分かったり、自分にとって盲点になっている領域がどこなのかが分かるようになるのでは?と思いました。

ただ、この整理自体が書籍『インテグラル入門』『インテグラル理論』『INTEGRAL LIFE PRACTICE』『万物の理論』の該当箇所にさっと目を通した上で行ったものなので間違っている箇所もあるかもしれません(汗)

アップデートしていくという前提だという逃げ道は残しておきたいと思います(笑)

さいごに

実際に書き出してみて、私が最近の第3フェーズで学んでいるお金の側面は、以下に重心があると気づきました。

(1)個別・内面(私がお金に何を投影しているのか。お金に関する心理)
(2)集団・外面(主に仮想通貨関連。)

また、(1)について学ぶ中で合わせて右上の個別・外面に一旦置いているお金の使い方についてのパターンへの学びも深まっています。

なお、左下に位置するであろう「日本人特有のお金観はあるのか?」や、右下の「日本の通貨を支えているシステム・法律はどのようなものがあるか?」についてはこれまで本格的に学ぼうとしていない領域だということにも気づくことができました。

今後、気が向けば読んできたお金に関する本がそれぞれどの領域に重点が置かれたものなのか?を記事にしてみたいと思います。気長にお待ちください。笑。


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