見出し画像

組織を変えたいのか、自分が変わりたいのかを見極めることって大切。

とあるスタートアップのマネジャーの方と組織の適応課題について壁打ちしていたのですが、ご自身のライフデザインの話になりました。

こういうパターンって結構あります。組織を変えたいのではなく、自分が変わりたくなっている、ということ。

人は変わりたくないわけではない。変えられたくないのだ

「学習する組織」提唱者のピーター・センゲの言葉だそうですが、あえて組織を擬人化すると、ある種「組織は変えられたくない」という側面を持っていると私は捉えています。しかし、一方で「変わりたい」という側面も持っていると思うのです。

だからこそ、「私が変えたい組織」という認知を一旦脇に置くことが重要なのです。

面白いことに、その「組織を変えたい・よくしたい」という思いを一旦脇に置いて、個人のライフデザインに取り組んでみることで、結果として、変な力みが抜け、より自然な形でその組織に必要な改善提案ができるようになるということがあります。

もちろん、個人のライフデザインに取り組んだ結果、働き方そのものや職場を変えたくなり、そちらの道へ進むケースもありますが、そのいずれになるかはその人の現在地が、以前紹介したことがある空中ブランコ理論でいう、これから片手を離すフェーズなのか?すでに片手を離しているフェーズなのかによって変わってくると捉えています。

空中ブランコ理論、なかなか面白いのでぜひ読んでみてくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?