見出し画像

朝が弱めな人のエンジンのかけ方

私は朝なかなか起きられません。
かといって夜更かしも出来ないので夜型でもなく、もちろん朝型ではなく、いったい何型なのか、、とずっと思っていました。

半年ほど前までは、高校生息子のお弁当作りと会社勤めとで、毎日毎日苦手な朝を強制的にスタートさせ、お弁当作りにかける時間&駅まで走るスピードは日々ごとに最短記録を更新しておりました。
そして、会社で自席に座ると、始業時間に間に合ってホッとしてか疲れがどっとやってきて眠くなってくる。それを必死に濃いコーヒーで乗り切る。
こんな毎日でした。

一般的には、午前中にこそ仕事がはかどるなんて言われていますが、なぜ私は午前中こんな眠いのだろう。。
睡眠の質が悪いのか、朝が本当に弱い体質なのか、、色々考えて枕を変えたりレム睡眠で起こしてくれる時計を試したりしましたが、私には効果が出ませんでした。

そこから、働き方を変えて「朝〇〇時までに家を出ないといけない」ってことがなくなってから、しばらくは(いや、かなり長い間)朝のダラダラ時間を満喫していました。
そのタイミングで高3息子のお弁当もいらなくなり、目覚まし時計すらかけない日々。
そんな状態になると、何時間でも眠れる私。

しかし、1日24時間ってのは変わらない。
後倒しにした仕事や家事は、夜にまで持ち越すことになりました。
朝のバタバタから夜のバタバタへ。
これでは生活を好きなようにコントロールしたい、と働き方を変えた意味がありません。

そこから、朝どうすれば早くスタートできるかを試行錯誤しました。

まず早く目覚める事は必須です。
でも起きるのがつらい。
どうすれば、つらくない起き方ができるのか。。

いったん目覚めるのだけは強制的に行うことにしました。
そう、私の荒わざは、アラームを遠くにおいて体を起こさないと止められないようにすることです。
ベットに横になりながら止められる位置のアラームでは、何度スヌーズが鳴ろうとも夢の傍らで楽勝で止められてしまうのです。

そして、いったん体を起こしたら、カーテンを開けて体を温かくして、瞑想という名のボーっとタイムを設けます。
私はこれを30分許しています。
瞑想っぽくあぐらを組んで深く呼吸。ゆっくり吸って少し止めてまたゆっくりゆっくり吐く。
たぶん半分くらい寝ていて深呼吸をやめてる時もあるのでしょうが、「私は30分瞑想をしている」と思ってやっています。

30分もすると自然と立ち上がれるようになりますので、次に10分くらいかけてまたボーっと白湯を飲みます。
そして、そこからようやく朝ごはんの用意を始めます。

起きてから朝ごはんまで約1時間くらい。
その時間分、早く起きる必要がありますが、その後の動きが驚くほど変わってきます。
ダラダラと午前中いっぱいかけてやっていた家事もサクサク進みます。
そして、なんと!仕事前にnoteを書く時間まで作れるようになっています!

ポイントは、ボーっとしている間、できるだけ考え事をしないこと。
少し目が覚めてくると、頭がまわりはじめて一日の思考が始まると思うのですが、そこもゆっくりエンジンをかけます。
わたしたちは一日中ものすごい量の思考をしている、と言われています。
まだ体が完全に起きてない状態、頭も同じスピードで起こしてあげましょう。

朝が本当に弱い人、なんか寝たりなくていつまでも眠いけど起きなければいけない人、それでなくても朝時間が無いのに1時間ボーっと過ごすなんて…と思われるかもしれませんが、このゆっくりエンジンはそういう人にこそ必要な事のように思います。

’朝の目覚め方で一日は変わる’
これは本当かもと思い始めている今日このごろです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?