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piece of the earth

とてもステキな世界観の表現に携わらせていただきました。

神様の町・出雲市大社町のガラスアーティスト
Kumiさんのブランド

piece of the earth

その世界観を伝えるカードのデザインをお手伝いさせていただきました。

piece of the earth に込められた大切な想いが然るべき人に伝わるように、なおかつ
Kumiさんのたぐいまれなるセンスを崩さずに表現する。

最大のミッションでした。
そして、とっても楽しくて愛おしい時間でした。

piece of the earth が大社のアトリエから世界に放たれるエンジンのようなものになれること、それが「想い」という目に見えないものをデザインへと変換することが持つ意味のひとつだと思うのです。

私は、piece of the earth のいちファンでもありますので、その目線と、今回のミッションに携わったからこそ言葉にできることとで、piece of the earthと作家 Kumi Ishikawa について、しばし語ってみようと思います。

光をまとう。
光を放つ。

ガラスのアクセサリーは、光を集めるので、その瞬間に降りそそいでいる光もアクセサリーの一部となります。
また、アクセサリーには、見せる・魅せるという役割があるので、集めた光は同時に、外側へと放たれています。
放たれているのは、アクセサリーを身につけている人そのものであり、その人の意思のようなものではないかと思います。

これは、piece of the earth のいちファンである私の感覚に過ぎませんが、ガラスのアクセサリーは、その透明感ゆえにいちだんと、その人を映すのではないかと思います。肌の色、身体の線、体温、そしてどんな時も、身体が表現しているのは、その人の内面です。

そういう意味でも、ガラスのアクセサリーは、その瞬間ごとに表情を変え、唯一無二のアクセサリーとなります。
出来上がったもの自体もさることながら、身につけている時でさえ、同じ表現は存在しない。

このはかなさと、はかなさゆえの一瞬に込められた強さがガラスのアクセサリーの最大の魅力ではないかと思います。

いちファンとしての思いが強すぎて、長々と語ってしまいましたが、最後に作家のKumiさんについて。

カードには、込められている想いと共に、作家であるKumiさんのことも込める必要がありました。
少ない言葉で、その両方を同時に表現すること、それは、とてもゾクゾク・ワクワクするプロセスでした。

Kumiさんとたくさん話をして、出てくる言葉や想いから、「言葉」をデザインしていきました。

久美さんの人生は、その漢字が表している通り、永久の美・Eternal Beauty であります。

そして、久美さんを知っている人はお分かりでしょうが、この方、今を全身全霊で生きていてくださるのですよね。

その生き方がまさに、ガラスではないでしょうか。
だから、Eternal Beauty という久美さんの存在を通して放たれる力強いメッセージの後に「永久の思いを一瞬に込めて」と添えました。
ちなみに、この文章の永久は、"とわ" と読んでいただけると、小気味良いリズムとなり、きっと忘れないと思います^ ^

永遠に変わらないだけの強さをもった想いや願い、愛と祈りのようなものが「一瞬」にこめられているのが piece of the earth のガラスたちなんです。

ぜひ、その世界をのぞいてみてください♡




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