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百鬼夜行未完

前書き

百鬼夜行未完をなぜ描いたのか。
それはどうしても消せないモヤモヤのせいなのです。

そしてその正体が成長期だと気づきました。
体の、ではなく「絵」の成長期です。

それはとてもゆっくり、でも、確実に成長しているようなのです。

NFTにしてきた絵はどれも、その時の私の全力です。

それでも1ヶ月経って振り返るとやはり、反省点ばかりが目立つのです。

悩みました。私の最高の絵は今、現時点だけのものなのです。
このモヤモヤをどうにかしたい。

絵の成長、画力をあげるためには描き続ける事しかない。

その事とNFTをどうにか両立出来ないか?

そして出た答えが百鬼夜行未完のシステムです。

100体のキャラクターを描こう!
それもただ描くのではなくホルダーさんからのリクエストやイメージを貰ってホルダーさんのオリジナルキャラを100体!

そして百鬼夜行を決行だ!

きっと1体のオリジナルキャラを描きあげるのに2日〰️4日×100体、完結するまでの時間は、ほとんど1年がかりです。

そう考えて「うわっ」となるかと思うじゃないですか?

でも、私の高校生活は後1年なんです、なので私の思いは「間に合って良かった」なのです。

社会人になればこのチャレンジは出来るかも知れないけど、出来ないかも知れない。

それが高校生の私にはやれるだけの時間が残されている。

もちろん私1人では成り立たないシステムです。
もしかしたら10鬼夜行で終わってしまうかも知れません。

ただ私はどうしても社会人になるまでにチャレンジしたいのです。
参加して下さる方がいる限り1体1体その時の最高の絵を描き続けたい。

前書きが長くなってしまいました、でもこれが百鬼夜行未完の全てかもしれません。

なぜ百鬼夜行なのか?

百鬼夜行って100鬼なのに描かれたもののけの数が99人って知ってますか?

私はそれを初めて知って妄想が爆発しました!

なぜ99人なのか?

きっとよく調べればその答えや考え方がネットには載っているんだろうと思います。

でもそれじゃ夢がなくなってしまいます。

クラスの男子が言ってました!
「歴史なんて誰も見た事ないから、頭のいい人達の妄想なんだろ?なんで勉強せなあかんの?」

ただ単に勉強したくない言い訳ですが、私の心にはギュンギュン響いたのです。

歴史は全て妄想!なら私も得意の妄想全開で百鬼夜行を描いてもいいよね!と。

頭の中の百鬼夜行「妄想です」

室町時代から続く資産家のコレクター家系の4代目がいた。
家宝として代々受継いだ絵巻物。

木箱に収められ朱の紐でしっかり封された絵巻物には「封印」の文字が記されている。

家宝といえど、その封印を解いて絵巻物を開いた者は誰もいないらしい。

初代コレクターがこの絵巻物に興味を持った理由はこうだ。

世に知られている百鬼夜行絵巻
同じモチーフでなぜ複数存在するのか?
その作者も全て別人なのはなぜなのか?

そして噂を耳にする、血の契約。
白紙の絵巻物に血を1滴垂らすと、まるで産まれてくるように、もののけの絵が浮かび上がってくると云う。

そして垂らされた血は作者の印となった。

作者が生き続ける限り、もののけは増え続け、作者が亡くなるとその絵は完結し、ひとつの作品になる。と云うのだ。

初代コレクターは大金をかけて絵巻物を手に入れたものの、封印を解き、血の契約をする事を躊躇した。

結果、
白紙のままの絵巻物が代々受け継がれる事となったのだ。

そして4代目コレクター。
彼は資産家だったけれど人を寄せ付けない人だった。
山奥の屋敷にひっそりと暮らし、そして、山奥の屋敷で1人静かに命を落とす事となる。

【コレクターの最後のとき。】
肺の病で血を吐き、その血を偶然にも絵巻物が吸い取ってしまう想定外の出来事が起こってしまう。

その血は木箱に染み込み封印を意図せず解いてしまうのだ。

コレクターの血を受け絵巻物にもののけ少女が6人生まれた瞬間だった、4代目はひっそりと息を引き取ってしまう。

6人のもののけ少女は成長する事も増えることもないまま、長い長い間、誰にも見つかることなく山奥の朽ちた屋敷に放置されたのだ。

それからどれくらいの年月が流れたのか時代は令和と呼ばれるようになっていた。

紙というものは、ことごとくデータに置き換えられた時代だ。

そしてあの絵巻物も。
朽ちた屋敷で発見されたそれは即座にデータ化されたのだ。

しかし絵巻物の中の少女達は命のようなものを持っていてデータの通り道ネットから逃げ出し拡散される事になる。

それが百鬼夜行未完なのです!

しかし、1人の血で完結するはずの百鬼夜行未完は長い眠りについた事によって複数の血を必要とするようになっていた。

絵巻物に浮き出たもののけは6人

次のもののけが浮かびあがる為にはまた別人の血が必要なのです。

つまり百鬼夜行を行なうには94人の血が必要という事になるのです。

この現代において血の契約はあまりに物騒でネットという環境には適さない。

そこで1人の女子高生が絵巻物と契約をします。

百鬼夜行を完結させたい、私に筆を、引き換えに私の1年を差し上げます。と。

絵巻物に描かれた6人のもののけ少女達はひそひそと相談を始めこう言ったのです。

「四つの条件を守ると約束するのであれば許そう」
彼女たちは古めかしい言葉でゆっくりと私に語りかけます。

それらを要約すると、

①百鬼夜行未完を6体保有すればオリジナルキャラが生まれ。

②オリジナルキャラはあなたにプレゼント(エアドロ)

③オリジナルキャラを元にジェネ作成販売

④10体売れたらオリジナルキャラ作成権を持った方に鬼面と固有武器を持った限定版をプレゼント(エアドロ)

そしてあなたは百鬼夜行の100人の内の1人になるのです!

あとがき

ここまで来るのに色々悩みました。
りこジェネをやりながらべつのコレクションを立ち上げてしまう事。

そしてもちろんジャーマネに相談しました。

そして迷い始めるとぐるぐるとその場所で回り続ける私にジャーマネは時間をかけて整理する順番と考え方を話してくれました。

あくまでもりこジェネを盛り上げ楽しんで貰うための百鬼夜行未完である事。

私の中で百鬼夜行未完はりこジェネのサブコレクションとして理解しました。

ですのでできる限り入手しやすくする目的でOpenSeaではイーサポリゴン0.003、HEXAは1000円と言う価格設定にしました。

参加条件のハードル6体保有はゲーム制と私の描くペースを調整する為に設けさせて頂きました。
りこジェネホルダーさんには今後ランブル⚔️などで手に入れて頂けるようにして行きたいと考えています。

私の高校生活最後の挑戦です。楽しんで頂けると嬉しいです。



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