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自制心と忍耐力

このnoteは、今ふと書こうとおもったから勢いで書いたものになる。私のnoteにはしばしばこういう勢いで書ききるnoteが結構あり、廉価ノートと呼んでいる。大体200-300円で、執筆時間は大体20分~2時間くらいである。ただ廉価にしては記事によってはとても読まれている。本稿は自制心と忍耐力について読者らにその位置づけと重要性を説明するnoteであり、途中まで無料で読めるが、全文ではほどほど長くなったので300円の予定である。購読するとこのnote以外の今月の記事もどれも読めるようになる。

我々人間が人生を歩み、成功するために最も重要な素質はなんであろうか。実際、色々な要素が挙がるであろう。知力なり外見なり、または生まれる家なりと。まあそれらについて否定することはなく、もちろん重要なのは間違いない。ただし、それらと並んで本稿で取り上げる特筆すべき重要な性質とはまさしく自制心(self-control)・忍耐(patience)である。

まず自制心、すなわちセルフコントロールを調べてみよう。

セルフコントロールとは、誘惑や衝動に直面した際に、自らの感情、思考、行動を制御する能力のことを指す。

Wikipedia 「セルフコントロール」

忍耐のほうはこちらである。

自分に不都合なことなどをひとにされても、暴力的な仕返しをしたり、現実逃避したりしないなど。忍耐する力を「忍耐力」、忍耐力があることを「忍耐強い」と言う。

Wikipedia 「忍耐」

誘惑に対してそれに乗らず、また痛みや苦痛があってもそこで負けないような人間かどうかが実は最も人間として重要な能力ではないかと私は考えているのである。誘惑に打ち勝つことができる人間は偉大であり、大きな苦しみに耐え抜けられる人もまた偉大であると思っている。
 世の中には様々な高い才能を要求する仕事がある。例えばスポーツ選手、研究者、音楽家、そして作家などは、明らかに才能がなければ生き残れない。しかし才能だけでは、その世界に入ることすらできないこともあるし、またその世界で才能を駆使して多少の成功をしたとしても、長く続きせず、良くて一発屋などで終わることもある(一発屋も凄いといえば凄いという考え方もあるが、人生は長く、それだけでは食っていくのは多くの場合、難しい)。これから説明していくが、実際に重要になってくるのはいつであっても自制心と忍耐なのであり、またほとんど全ての業種において要求される資質とも言える。

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