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【マイナー子連れ旅】大分県 国東・杵築でゴリゴリ歩いて温泉に浸かる

ゴールデンウィーク、夫婦共々10連休が取得できたため、ふと思い立って「あまり有名じゃないかもしれない」ところに国内旅行にいくことにした。

子連れ旅行の備忘録として、その一部をここに書き残しておきたいと思う。

両子寺(ふたごじ)

まず訪れたのはこちらのお寺。

全国森林浴の森百選の指定地となっているだけあって、自然に恵まれた景観は圧倒的で、この季節は新緑が心地よく、かなりリフレッシュになった。

「寺」とあるが、実際は山に近い。
各名所に七不思議があり、それを探しながら歩くのも楽しい。
都会に住んでいるとなかなか体験できないほどのマイナスイオンがたんまり。無意識に息を吸い込みたくなる。

またこちらは子授けの祈願所として有名なようで、境内には実際に子どもを授かった方たちのお礼参りの報告があちこちに。「フタゴ寺」というだけあってなのか、双子ちゃんたちの写真も目立ち、ほっこり。

子授け祈願については本来ちゃんとしたしきたりと準備すべきものが決まっており、それ目的でいかれる方は事前にホームページなどで調べておくのがおすすめ。

我が家は特に何も考えず訪れたが、そろそろ2人目を考えていることもあり、そっと心の中でお願いしておいた。もしも授かれたらまたお礼参りに行こう!

国内最大級!熊野摩崖仏(まがいぶつ)

すごい石段があるよ!と聞いて訪れたこちら。
石段の先に、国内最大級の摩崖仏(崖に掘られた仏像)があるのだが、なんせここに行きつくまでが大冒険。

駐車場にあった説明看板では「鬼が一夜にして99段の階段を作った」と書いてあったので、なるほど99段くらいなら4歳の息子も(私も)いけそうだ!と判断したものの、入り口で受け付けのおばちゃんに「健脚で往復30分かかるよ」といわれる。ほう…?

実際の鬼の階段はこちら。(公式HPから拝借)

1つ言えることとして、雨の日とヒールはやめておいたほうが良い。多分実際には300段くらいある(気がした)。

なお、参考までに我が家の元気な4歳男児はたったか上まで登ったが、行きははよいよい帰りはなんちゃら、の歌の通り、親の方が怖すぎて一人で降りらせられず、夫が抱っこして降りた。

夫が一瞬足を滑らせるシーンがあり、後ろからついていく形で下っていた私の悲鳴が森中にこだました。(無事でした)

公式ホームページによれば、11世紀頃(平安時代後期)の作と言われている「大日如来(約7m)」と12世紀頃(鎌倉時代前期)の作と言われる「不動明王(約8m)」の磨崖仏があり、国の重要文化財に指定されている国内最大級の磨崖仏だそう。

鬼の階段に行きつくまでの道中も、マイナスイオンがすごい。疲れた体に染み入ること間違いなしだ。

温泉宿泊施設 風の郷

地元では日帰りの温泉施設としても親しまれている「風の郷」。
今回は宿泊をしてきた。

この施設、一時閉館していたものの、2023年3月31日にリニューアルオープンしたばかり。まだまだ宿泊施設としては準備中の部分も多いが、なんせ泉質が良い。トロットロのお湯に身を沈めるだけでもかなり価値がありおすすめ。

我が家は「のこぎり」という和風コテージに宿泊した。
コテージなので周囲の目気にならず、のんびりゆっくり過ごせて最高だった。

またこのあたりには山香牛という美味しい牛肉もあり、余裕があるかたはそちらも堪能してもらいたい。
あまり知られていない気がするが、おすすめの場所。


遊園地やアドベンチャーパークも良いが、たまにはこんな自然のなかで子どもとわーきゃーいってみるのも良い。

息子はたくさんの坂道や階段を歩ききって自信に満ち溢れた顔をしていた。親としてこんなに嬉しいことはない。
道中みつけたカタツムリや、珍しい草花は、普段家の周りで見せられないものばかりだった。

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