自分以外の何者かになろうとせず、 ひたすら自分に正直に生きればいい。
生まれ育った過程で、
ずっとダメ出しを受けていると、
自分自身の存在を疑ってしまう。
疑ってしまうというか、
ありのままの自分では、
この世に存在してはいけない、
ありのままの自分には価値がないと思い込んでしまう。
だから、自分以外の何者かになろうと努力する。
しかし、自分以外の何者かになったとしても、
心ざわつくばかりで、居心地悪い。
居心地悪いから、更なる努力をして、
どうしようもなく居心地悪くなる。
そして、一体何をしているんだ私は…。
となる。
この時に自分に向き合えばいいのだけど、
自分自身を知ることができればいいのだけど、
ダメ出しされ続けると、
人は勇気が挫かれるんですよね。
勇気が挫かれるから、
自分と向き合えず、
自分以外の誰かのせいにしてしまうんだよね。
誰かのせいにして、
自分の心を誤魔化すことはできるけど、
やがて限界がくるのです。
自分の心を誤魔化すのは、
麻薬のようなもので、
中毒症状を引き起こすのです。
(これ、本当に怖いです。気づかないうちに自分の心がボロボロになっています。)
勇気が挫かれている状態では難しいのは承知ですが、
この状況を打開するには、
他責 ⇒ 自責
自分と向き合う勇気を取り戻すしかない。
そして、自分以外の何者かになろうとせず、
ひたすら自分に正直に生きればいい。
ありのままの自分に価値なんて求める必要もなく。
ありのままの自分の存在を信じることができればいい。
ありのままの自分は、立派なものとは限らない。
情けないかもしれない、
惨めなのかもしれない。
て無力かもしれない。
しかし、私たちは完璧ではない。
そして、微力ではあるかもしれないが、無力ではない。
そんなありのままの自分を直視する…。
私たちが、変化・変容するきっかけは、これしかない。
自分以外の何者かになろうとせず、
ひたすら自分に正直に生きればいい。
どんな自分もまっすぐ見つめる。
ありのままの自分からしか、
本当の人生の扉は開かない…。
1人ではできないことも、
安全で安心な関係性の中で、
対話を通じて、
自分の内面と向き合う習慣の力を借りれば、
本当の人生の扉が開く…。
心の定点観測こそが、未来の扉…。
その未来の扉の向こうに、
本当の人生の扉がある…。
人生で最も大切なこと、それは 笑顔で心穏やかに生きること。これだけで、私たちは、人として価値がある。これだけで、私たちは、まわりの人に貢献でき、まわりの人を幸せにできる。