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見られ方で生きる

私、他人の期待に応える人生から、

自分の人生を歩むための、

元気と勇気をともに分かち合う…。

そのような想いで様々な方と対話をさせていただいています。

つまり、他人軸から、自分軸で生きよう!

それを、「あり方」で生きると表現しているのですが、

そもそも、他人軸とか、自分軸という言葉自体が馴染みがなく、

「あり方」という言葉も抽象度が高く理解しにくい。

理解しにくい言葉を、

私たちは具体的な行動に移せないのです。

そんな中で、

最近自分の生き方がしっくりきています…。

という方がいて、

その方のお話しの中で、

自分は今まで、

まわりの人から自分がどう見られているか、

「見られ方」で生きていることに気づいた…。

もっというなら、

他人の機嫌で自分の機嫌を決めていた…。

見られ方で生きる。

他人の機嫌で生きる。

そりゃ自分が無くなるというか、

自分が空っぽになるわけですよね…。

それを聞いた私は、

確かにそうだ…。

と、思ったのです。

人によって気づきを促す言葉は違う。

私は、自分のなりたい未来「あり方」に意識を向ける方が、

自分自身に向き合う勇気が出てくる。

人によっては、

自分を客観視して、

「見られ方」に意識を向けることで、

自分の居心地の悪さに気づき、

自分の行動を修正する勇気が出てくる。

あなたはどっちがしっくりきます。

見られ方で生きる。
他人の機嫌で生きる。

シマウマ型(回避型)

あり方で生きる。
自分の機嫌で生きる。

ライオン型(獲得型)

これは、回避型、獲得型のどちらがいい悪いの問題ではなく、自分のモチベーションの高め方の違いなんですよね。

サッカー選手を対象にしたある実験を紹介します。

選手たちに「ペナルティキックの練習をしてもらう」と告げる。ペナルティキックをする前にコーチが各選手たちに 指示を与えるとき、2つのパターンに分ける

①ペナルティキックを5回蹴ってもらう。
君が目指すのは大抵3回の成功だ!

②ペナルティキックを5回蹴ってもらう。
君の責任は2回以上失敗しないことだ!

その結果、獲得型の選手たちは①の指示の方が成功率が高く、
回避型の選手たちは②の指示の方が 成功率が高まり、
成功率は2倍にもなった。

さて、あなたはどっちがしっくりきます…。

人生で最も大切なこと、それは 笑顔で心穏やかに生きること。これだけで、私たちは、人として価値がある。これだけで、私たちは、まわりの人に貢献でき、まわりの人を幸せにできる。