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プロフィール

このページでは、わたしが銀行に入ってからコンサルティング事業に至り人生を変えることができたお話をまとめていきます。

すぐに読み終わりますので、ちょっと息抜きに読んでみてください。


銀行員として1年目

平成5年に大学を卒業し、晴れて銀行員となりました。

学生時代をサッカーにささげてきた「体育会系」、銀行員としてやっていけるはずがなくいきなり挫折

しかも、想像もできなかった勤務状況

・朝6:30分 出社 店舗周りの掃除開始 
すでに上司と先輩が来ていて「遅い」と説教される
・帰りは毎日朝1時から3時、家に帰るとすぐ出社
・土日も仕事か町内のイベントの参加
・付き合い残業の日々

今の時代からは想像ができないと思いますが、わたしが体験してきたことです。

人生の転機が訪れる 同期で一番の出世コースに

当時、融資書類は手書のため「体育会系」のわたしにとっては地獄のような日々。文章も漢字も「読めない・書けない・意味をわからない」の三拍子がそろっていて、書き直しの毎日。仕事の効率が悪く「元気だけはいいな」の行員となっていました。

しかし平成10年頃、Windows登場によりノートパソコンが安くなって自分でパソコンを購入。今でも忘れない「ソニーVAIOノート」35万円(たか!)

パソコンを手に入れ「体育会系」のわたしでも、融資書類の作業効率が格段にアップ。当時、支店では誰もパソコンを持っていなかったのでダントツで早かったです。

学生時代に、50万円もするMS-DSのパソコンを親が買ってくれたので、ブラインドタッチができていました。親に感謝。

仕事ができるようになると楽しいもので、家に持って帰って朝3時とか4時まで仕事をしておりました。子供が小さいときなんかは、抱っこしながらも仕事をしていました。懐かしい。

これによって、融資の成績が全店でトップ。中小企業の新規開拓専担者に選ばれるなど、同期で一番の出世コースに乗りました。

ショックなできごと

平成9年に北海道で一番大きな銀行が経営破綻。北海道経済はどん底となり、平成11年頃も景気が回復しない状況でした。そのため、中小企業の業績も低迷しており融資を断るケースが増えておりました。

その中の一人の社長のお話ですが、その社長にも支店の応接間で融資を断りました。その後、自分の工場に帰り自○をはかりました。

断ったのは上司でしたが、その応接間でわたしも同席していたので忘れられない出来事です。
今でも震えてきます。
その時に、「人間は無力である」ことに気づかされました。しかし「何かできないか」と強く強く思いました。それが今の原動力になっております。

再度人生の転機

北海道で銀行が4行ありましたが、1番目の破綻した銀行と3番目の銀行が合併しました。その後、平成20年にわたしのいた4番目の銀行がそこと合併し3行が合併した大規模な銀行となりました。

破綻した銀行は都市銀行だったため地方銀行とは雰囲気が大きく違いました。さらに、「体育会系」の性格であり学歴の壁もあり大きく感じていたころから「いつクビにされてもおかしくない」と思いながら仕事をしていたことを思いだします。

そんな中、幸か不幸か昇進してしまい、「融資第一部審査役」の異動が決まってしまいました。名誉な職でありますが、銀行員の中では一番行きたくない場所です。職種は支店長の位ですが、上司には役員や執行役員が在籍しいわゆる「したっぱ」となるからです。

詳しく言えませんが、この時「半沢直樹の世界」を体験しました。

初めて審査した仕事は、「病院の新築案件35億円」。つづいて「病院の新築案件120億円」。さらに東京地区ので「融資枠500億円」の案件も関与しました。支店経験しかない私にとっておどろきの連続で、桁を間違え役員に怒鳴られたことを思い出します。

2年間在籍しておりましたが、この時に出会った役員に融資の事をいろいろと教わりました。
やはりこの経験が今に生かされており、大変感謝しております。

再々度人生の転機

その後、晴れて支店長となりました。しかし、人生に物足りなさを感じており30歳ぐらいの時から思っていた「独立したい」気持ちがさらに高まりました。

学生時代には3冊ぐらいしか本は読んでいなかったのですが、30代後半ぐらいから本を読み始め、初めは、カーネギーの「道は開ける」や安岡正篤の「いかに生くべきか」など自己啓発の本を読みあさり、時には「超訳 吉田松陰 覚悟の磨き方」を読んで涙することも。さらに、速読も勉強して1ヶ月に100冊読んだこともありました。

平成31年春、「独立開業」の目標を壁に掲げ「思考は現実化する」を信じ続けて10年目、49歳の時に26年間勤務した銀行をやめコンサルティング事業を開業しました。

支店長と1千万円超の年収をすて、さらに子供は大学生と高校生の2人。今になって考えると恐ろしいですが、その時は「思考は現実化する」を本当に信じていたので不安はありませんでした。

まとめ

現在は、コンサルティング事業を通じ自分の思うように中小企業の経営者様のお役に立てていることを生きがいを感じております。また、十分生活できるだけの収入を得ており、趣味の時間も確保できることから、充実した人生を送っております。

今後のこと

まだ3ヶ月程度の勉強ですが、Wordpressでホームページを自作しました。別にブログページを自作して立上げ、融資に関する記事を8記事アップ(2024.2.20現在)しております。Wordpressの関連記事を書けるようさらに勉強したいと思います。

これがわたしのプロフィールですが、独立や起業をめざしている方の参考になれば幸いです。

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