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決算書】「決算書の読み方」第1回目【完全初心者向け】

「決算書の読み方」を数回に分けて記事にしていこうと思います。


本記事では、「決算書の読み方」について、なるべく専門用語を排除し簡単に解説しました。初心者でもわかるように、わかる人はおさらいをしてください。

✓本記事のコンセプト:簡単で分かりやすい情報の発信
現在のわたしは融資コンサルタントとして生計を立て、日々資金繰りや計画書を作成し金融機関とやり取りをしています。世の中には難しい本や記事が多いので、本記事では簡単さと分かりやすさを重視しました。

第一回目として
✓本記事では、「決算書を読める」メリットと、決算書全体のお金の流れをぼんやりと理解できます。10回以上の連載が計画していますので、ゆっくりと理解していきましょう。
すべての記事を読み終えたときには、「決算書を読める」人になっています。

というわけで本文に進みます。

1.決算書が読めるとは


自社の事であれば、「会社の経営状態を説明できる」ことだと思います。

おもなもの3つ

①経営状態を把握できることによって、経営戦略を立てられる。
②「お金」の流れが理解でき、安定した事業の運営が行える。
③「節税」を理解できる。

2.決算書全体を理解する

ちょっとむずかしいけど、貸借対照表があらわすお金のながれ

お金が循環している全体像

①資金を調達する
負債(他人資本)+純資産(自己資本)調達することから企業活動は始まる

②投資する
調達で集めたお金を資産に投資する

③売上をあげる
資産に投資を行うことにより売上があがる

④利益をあげる
売上から費用を支払い、残りが利益になる。

はじめはむずかしいと思いますが、「お金の流れ」を理解できると思います。
ぼんやりと覚えておいてください。次回からの記事で詳しく説明していきます。

3.まとめ


「決算書を読める」メリット

自分の会社について深く理解できる
資金繰りや経営計画をたてることができる
経営を改善し自分の会社を成長させることができる

損益計算書と貸借対照表があらわすお金のながれの理解

良い例
①資金調達➡②効率の良いものに投資➡③売上が大きくあがる➡④利益も大きくあがる⑤利益を大きくためることができる➡次の投資は自分のお金(自己資本)で投資がでる。➡自分のお金で、また効率の良い投資ができる、➡より売上、利益があがる

どんどん良い循環となることが理解できますね。

悪い例
①資金調達➡②事業と関係ないものに投資➡③売上をあげれない➡④利益が上がらない⑤利益をためることができない➡次の投資は借入など(他人資本)での投資となる。➡借入ができないと投資ができなくなる➡売上、利益があがらない➡赤字となっていく。

悪い循環になっていることが理解できますね。

はじめに、「決算書」の全体像を理解しておくことで、成長速度が格段に上がります。

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