レギュラーステージ 第8試合 APINA VRAMeS vs. TAITO STATION Tradzの感想

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今回のnoteは、レギュラーステージ 第5試合 GiGO vs. TAITO STATION Tradzを取り上げた時とは違う。

これを書いてるのは2024年2月15日なので、2024年1月14日に起こったことを思い出してみよう。

今回はパブリックビューイングのリンクが用意されてる。前回に比べ、ぼくは実際の試合中に書いてた。前回の試合を見逃した方は、以下にも載せておく。

異国からの刺客

どんなポーズをとればいいのかわからなかったので、ゆっくりと威圧的な笑みを浮かべてみた。みそび選手と村上選手の試合の時は、あまりコメントすることがないので、驚きながら見てた。

前の試合で学んだことを考慮すると、対戦相手が誰であろうと、簡単な試合だとは感じなかった。試合はどんな展開にもなり得るので、ここから先の試合はどんな試合でも怖いという心境だった。それは表情にも表れてたが、大きなストレスとプレッシャーの中で自分を落ち着かせるのは簡単なことじゃなかった。

実は、試合前に練習してたので、Prayerが選ばれたことに驚いてた。一発でMAX-2が出たので、きっとまた同じようなスコアが出せるだろうと思ったんだ。

Elemental Creation (kamome sano Remix)のジャケットが映った時の顔やポーズを再現したかったのが、スタチューを見てすぐに無理だと思ったので、ポーカーフェイスから徐々に怖い笑顔になるような威圧感のある顔にしちゃった。Elemental Creation (kamome sano Remix)を選んだのは、BPLの前によくやってたからだ。気がつくと、毎回スコアを上げ続けてて、MAX-5の歴代からMAX-4、そして今はMAX-3。スピードの変化も意識していた要素で、誰が見てもうまいとわかる自選曲でも自信があった。

マジで自分の顔がどうなってるのか知らんw

試合開始の手を挙げるまで約1分しかかからなかったが、その1分が永遠に感じられた。ぼくは深呼吸をして落ち着こうとしてた。Prayerが始まると、ぼくはすでに6点を失い、さらに最初で3点を失い、MAX-9まで落ち込んでいた。この時点でもう負けたと思っちゃった。練習のときと同じように鍵盤を弾けず、すぐに後悔の表情しか浮かばなかった。残りの曲は頑張ったが、緊張で手が重かった。つまみやホールドを外れないように細心の注意を払った。

譜面はあまり覚えてないように見えるかもしれないけど、譜面の部分を忘れることは、緊張してるときにはよくあることだと思う、特にどんな曲でもS-PUCをしようとすると、よく起こるんだ。9.00のスピードを読むのも、プレッシャーの中でやることだから、脳内でいろいろな処理が行われてた。また、前回の試合よりもタイミング(判定?安定?)に気を配り、ピンポイントで狙おうとした(正確に目標を定めること)

途中で追いつくことができた。譜面の穏やかな部分では危険な動きをたくさんした。鍵盤のタイミングを取りやすくするために、つまみから両手をとても速い手の動きで使った。譜面の最後で、この部分だけは本当に慣れてた。BPLの練習でPrayerをやるたびに、コートを着たままやるのでつまみやホールドを外れてばかりいた。その結果、袖に手を挟んでしまうので、特に試合中は忘れられない。

あきらめなくてよかったけど、これはマジでストレスがたまりすぎた人の顔だろう。様々な感情が入り混じってたが、自分の表情をどう表現していいのかさえわからない。笑ったり、驚いたり、ストレスを感じたり等

伊藤節生さんは配信中で、メンタル勝負だとコメントしてたが、ぼくもまったく同感だ。次の曲のために、もう一度落ち着くことを自分に言い聞かせるのに数秒を費やした。Elemental Creation (kamome sano Remix)が始まると、MAX-0でうまくスタートできたような気がしたので、確かに3連符やスイングのリズムは問題なかった。譜面の30秒が過ぎたところで9点ダウンしちゃった。もう一度、自分のタイミングに迷う気持ちを紛らわすことなく突き進んだ。

ピアノの部分がトリルから始まるので、ぼくは代わりに耳を使って曲のリズムを聴くことに集中を変えた。こう言うとふざけて聞こえるかもしれないが、ぼくは普段、聴覚を曲のために使ってるのではなく、曲に合わせて鍵盤を叩くために使ってるのだ。説明するのはちょっと難しいけど、脳のスイッチを切り替えるような感じかな。

この部分のトリルは、その後にそふらんをすることをすでに知ってるとして、この譜面で最も難しい部分だと思う。ぼくはトリルに釘付けになり、26点差でトップに立った。たとえぼくが点差を見てなかったとしても、周辺視野によって点差はそこにある。大きなリードを得たことで、精神的に大きな影響を受けた。失敗するわけにはいかないので、緊張のあまり腕や手が重くなるのを感じた。

確かにPUCはできたと思ったが、最後のつまみの手前の2つコードでチェーンを落としちゃった。どうやら両方のつまみを回すときに左のつまみを外れちゃったようだ。最後のつまみを打ったものの、落としたチェーンのことが頭から離れず、緊張で脳に負荷がかかり、つまみを回し続けることを一瞬忘れてしまった。その後、思い切りつまみを回してたぼくの表情に大きく反映された。また、最後のコードで3点を落としてしまい、本当に危なかった。

TOYBOX CANNØN=͟͟͞ Σ≡=。゚:*.:+。.☆

新曲のBPMを見て、すぐに、これはLachryma《Re:Queen'M》と同じBPMじゃないか?(違う、BPM236)このBPMはLv20によく出てくるので馴染みがあったので、そこに注目した。ジャケットは… 胸デカくね??

新曲の初見では、初見なので念のためスピードを少し落とした(9.00→8.70)。譜面の最初の30秒間は、点数を落とすこともなく、Sクリはうまっと感じた。ただ、やはり緊張してたので、部分を読み間違えやすく、何が起こったのかよくわからないままPUCを落としちゃった。曲が進むにつれて、24分鍵盤がたくさん出てきたので、これはNOTESというよりPEAK譜面なのでは?

いい曲だったので、やる途中で曲を聴こうとしてたんだけど、タイミングを合わせるために鍵盤をたたく音に集中しなきゃならなかったから、あまりできなかった。譜面はそれほど難しくなかったので、初見PUCを取得する人がいても不思議じゃないと思う、個人的に。ただ、ネメシスアリーナ産に立つと感覚がまったく違う。

曲が終わっても、ぼくは同じ位置で固まってた。理由はよくわからないが、その瞬間、ぼくの頭の中ではいろいろなことが起こってた。

試合が終わった後、ぼくとPAPER.選手はしばらく肩を抱き合ってた。人で福岡に旅行に行ったこともあり、いい人なのにゲーム内でボコボコにするのはちょっとすまんないと思った。しかし、これが対戦ゲームというものの本質であり、ぼくはその概念を早く理解しなきゃならなかった。

それ以外の時間は、他の選手たちが大勢集まってるところをぶらぶらしてた。

これはめちゃ楽しいことだと思った。楽しいという概念… それは、ストレスと緊張の大きさのせいで、というか、自分自身を追い込んでしまったせいで、なかなか理解できなかった。ゲームというのは、楽しむためにやるものだ、という大事な概念を、他人にいくら言っても忘れてしまうことが多い。特にBPL収録の初日は、自分の楽しみを大切にしてなかったほどだ。幸いなことに、それは良くなってきたし、物事に対する考え方を変えた。特に、それが周りの人にも影響を与える場合はそうだ。

KANEKO選手ともたまたまに写真を撮った。本当に、苦しいときでもぼくを助けてくれる。たとえ対戦相手であっても、きみはぼくの気持ちを高めてくれるんだよ。

あの日のことを公にするのは以上だ。次の試合についても書こうと思うので、楽しみにしてね!

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