#9_拒絶するから、拒絶される(2)
前回の記事はこちらです。
「相手を変えることが不可能なくらい、自分を変えることも難しい」
では、どうしたら、問題を解決できるのか?
今回は、その結論をまとめています。
子供 = 自分を映す鏡
僕には、3歳の子供がいます。
よく、子供から
・ご飯を食べたい
・動画が見たい
・散歩にいきたい
と言われます。
子供のお願いを断ると
子供は「自分の思い通りにいくまで」ずっと泣きます。
泣くのは暴力
幼い〜大人に関わらず
泣くのは「脅迫して人を動かそうとする行為」だと思います。
泣く = 脅迫
特に子供は、泣いて人を動かそうとします。
大声で泣かれたり、怒鳴っている人を見ると
心臓が「キュッと」なる感覚があります。
泣いている本人は気が付きにくいですが、泣かれている側になると
とても苦しくて、暴力、脅迫であることを実感します。
「泣いている側」も「泣かれている側」も、両方つらい思いになります。
世の中は、そんな脅迫であふれています。
子供は僕のマネをしている
泣いている子供を見ていると
子供は、親のマネをしていることに気が付きます。
「僕の逃げ方」を「子供もマネしている」
・ご飯を食べたい
・動画が見たい
・散歩にいきたい
これらは
「見たくない現実に対して、僕が逃げてしまう方法そのもの」です。
子供の逃げ方の方向性 = 親の逃げ方の方向性
考えてみれば、子供は一番近くにいる人(親)の影響を受けますよね。
僕も同じ逃げ方をするので
子供に同じことをされると
自分の逃げているところ
見たくないところを見ている気がしてムカッとしてしまう。
これは、子供に限らず、他者にも同じことが言えます。
他者に対して、ムカッとすることがあった時
それは自分も同じ要素を持っているということです。
僕もどこかで
「逃げたい」
「見たくない」
そう思っているが、我慢している。ということです。
他者に対して、「ムカッと」することは、同じものを持っていると言えます。
自分の逃げ道と子供の逃げ道が重なっていました。
子供 = 自分を映す鏡
他者 = 自分を映す鏡
自分の感情が動くことは、自分と他者は同じ要素を持っていて、シンクロしている。
ということです。
子供の素直さに嫉妬する
僕は素直に逃げたいと言えないのに
素直に泣いて表現する子供に対して嫉妬している。
本当は、僕だって逃げたい。
でも、大人だから、親だから、社会人だから、、
我慢する理由は、世の中にいくらでもあり、感情にフタをする。
フタから漏れる時、我を忘れ、感情が爆発する。
対人関係で悩んでいる人は
一度、自分の中の「素直さ」について考えてほしいと思います。
自分は我慢しているから、我慢していない人に嫉妬しています。
「怖いなら、怖い」でいい
「相手を変えることが不可能なくらい、自分を変えることも難しい」
まずは、素直になることを心がける
感情を言葉にする。
何が怖いのか?紙に書く。
その繰り返しです。
ぼんやりと、何が怖いのか?どうして怖いのか?輪郭が浮かんできます。
怖いから、相手を拒絶する。
自分から拒絶するから、相手に拒絶される。
受け入れれば、受け入れられる。
自分の見ている、この世界は自分の写し鏡。
まずは、感情にフタをせず、「素直」になることで
僕も、周りも、気持ちが軽くなり、それが自分の人生のおこることに反映されます。
「怖いなら、怖い」でいい
まずは、素直になることが大切。
そう、思います。
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