【引責辞任。背景は切腹?!】部下の適応障害、上司に責任を問うべき。
不正事案や業績不振があった際、企業のトップが「責任を取って辞任します」と述べる場合があります。
背景。もしかして時代劇にヒントが?
時代劇が好きな私は、悪いことした人たちが「命をもって償います~」とか「命だけはお助けを~」と請う姿をよく見かけます。
引責辞任をするのは、もしやこの名残なのでしょうか。
古くから、日本では「切腹」という文化があります。
調べてみるに、主に武士の処刑方法とされていたそうですが、「戦に負けた責任を取って」とか「捕虜になる恥辱を避けるために」とかいろいろ理由はあるようです。
潔い古き良き文化的な考えがあるかもしれないが、私はそうは思いません。
引責辞任とは
引責辞任 各項目について検討する
「成績不振でスポーツチームの監督が辞任する。」
→これはわかります。采配が悪かったとか、そういう可能性も否定はできません。
「業績不振で社長が辞任する。」
→これも一部はわかります。取り組みが業績に繋がらなかったという場合は、新社長の取り組みの方が業績回復に繋がる可能性もありますし。
「不祥事で辞任する。」
→これは納得できません。刑事事件で逮捕されるほどのことであれば、それは犯罪なので辞めるべきです。でも、減俸とか謹慎で復帰できるような場合もありますよね。そのような場合…
引責辞任すべきでない場合
【私の理想(時代劇ver.)】
不正「命をもって償います~」
王様「そう思うなら行動で取り返せ」
これが正しい形だと思います。
私はこれまで企業勤務も、政治の世界に勤務したこともあるのですが。
最近の政治家。引責辞任はただの逃げです。
悪いと思うなら、反省するなら、誰かのためを思うなら、必死に努力して懸命に働く姿を見せて自らの行動で取り返すべきです。
部下の適応障害、上司に責任を問うべき。
原因となるストレスが仕事であった場合。
上司のパワハラ、人間関係、そもそも仕事が合わない、環境の変化などの原因が考えられます。
これらの原因について、それぞれ問題点を検討してみることにします。
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