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親のお金を自分のために使う子供を持つ親のDIE WITH ZEROを考える

子供の時はお金は使うもの。そして大人になって働くようになると稼げるようになります。
実家で暮らしているとか、子供(孫)を面倒見てもらっている場合親にお金を払っていますか?
私は高校時代息子を実家に預けていましたが、ほんの感謝程度でしたが、定期的に振り込みをしていました。
浪人中はお金がかかったので免除してもらいました。そして大学進学とともに息子も一人暮らしへ。親への仕送りは3年で終わりました。

周りの家庭でも、例えば家督を継いだ長男の家に同居している独身の妹、弟さん達は一定の金額を食事代などの名目で親御さんやお兄さん家族にお支払いしている人が多いです。
ところが、ご両親が一家の中心の場合、子供のころからの延長で生活費をださないで暮らしている方も見られます。

その方たちがいずれ家庭を持つと、出費がかさみますから一層両親にお金を支払いにくくなります。

親の経済力にもよるのでしょうが、当たり前のように孫の学費もジジババが払って当たりまえになってしまう。豪勢な外食もステキなドレスもみんなジジババ頼み。
こういう親子は将来どうなるのでしょう。

自分の収入を超えた生活

子はゆっくり親のお金を使っていくのです。
そうして、一言でいうと子供たちは自分の収入内では暮らせなくなります。

両親も、子供世代もお金が無くなり
私の周囲ですと50歳代になると子供世代の収入はすでに上がりません。
孫たちはお金がかかる大学生になります。
80歳代前半の親はまだ気づかない。子供はなおさらです。
そうして介護が始まって初めて現実に戻ります。
親が長生きすれば親はDIE WITH ZEROを実践。
そして子ども家庭はLIVE WITH ZERO(あるいはマイナス?)で生きていくのです。

今までの話が評判になっているこの本の本質ではないことは十分わかっています。
志保の超要約『将来を心配しすぎてむやみに節約するよりもその時々の経験を楽しもう』という趣旨だと思っています。念のため。

自己破産の借金額

自己破産する人の借金額は100万円~300万円が多い

https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/books/data/2020/2020_hasan_kojinsaisei_1.pdf

企業にお勤めの方やは比較的借りやすい額ではないでしょうか。
些細な借金から自己破産に至ることもあるのです。
子供たちは親からお金を頼りにしないで自分の収入の中で生活することを覚える必要があります。

老親が亡くなった時に思ったよりも貯金が少ないと銀行の通帳を見せてほしいと要求した娘さんのことを聞きました。
娘さんは既に独立して収入もあった方なのに、親が無駄使いしたのがざんねんだったのでしょう。きっと親さんはDIE WITH ZEROを実践して楽しい経験をたくさんしたのだと思います。

自分の収入の中で暮らす、親のお金を頼るとしても、それは返さなくても良い借金と考える。
連休は現在を楽しむ期間ですが、時間があったら老後のこと考えてみる時間をとるのはいかがでしょうか。


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