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『2050年の世界 見えない未来の考え方』ヘイミシュ・マクレイ

英国の経済記者による未来予測本。

30年前の同趣旨の本では2020年頃のブレグジット、米国政治の破綻、パンデミックを予測。

巨視的に見れば、19世紀初頭までは中印で世界のGDPの約半分を生み出していたが、中印の存在感が再び大きくなる2050年を見据えると、ここ200年ほどは欧米が人口規模を大きく超える経済力を持っていた例外期と言える。

米国筆頭に英語圏の存在感はさらに増し、アフリカは上ぶれ予測されているのに対し、大陸欧州や日本の存在感が低下し、日本は高齢者含めた社会の結束力は維持するが、より内向きになると予測。

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