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このご時世ですが、あまりの惨状に人事配置をしていただけました

少し前、幅広い仕事の守備範囲を、
管理職私ひとりでやってる😭
と、noteしました(ぼやいた、とも言う。)

広報
広聴
観光
ふるさと納税
移住定住
若者
っていう業務。

これを管理職一人でやらせるのは
さすがにやばいでしょうということでしょう

なんとか、課長2人と係員1人を補充していただきました。


注目されがちで、華々しく見えて、
楽しそうに思われますが、
ただひたすらに、
体力としゃべりと我慢が求められる苦痛な業務を取りそろえた部署に、
管理職一人でやるっていうのは確かに無理があります。

こんなに感謝されない仕事もないです。


怒られてばかりです。
やりたい仕事は、やりたい市民が楽しくやってます。
むしろ楽しんでる市民から、感謝しろ、
とまで言われます。

断ったり、謝ったり、おだてたりな仕事です。

私もできるなら楽しそうに仕事をやってるように見せたいです。

せめて部下には工夫が生まれそうな、
遊び心を持たせたい、面白いと思わせてやりたい、
と思っているけど、
なんせ、管理職ひとりでは、
毎日毎日の無理難題に、顔もこわばります。

なので、
人事配置があって、ちょっとほっとしています。


ところで、
市役所の志望動機で
「観光がやりたい」
「広報がしたい」
と言う人がときどきいるそうです。

本当にそれがやりたかったら、
市役所を志すのは間違っています。

それならやめとけ、というのは私のアドバイスです。
面接官なら、落としてあげます。
むしろ、
「市長になりたい!」っていう方が近道です。

市役所の仕事はそうじゃない仕事が99%です。
1%の確率で、
そのような部署に配属されたとしても
やりたいような、想像しているような
「観光」や「広報」ができる環境は
なかなかありません。

もしやれるなら、
まぶしいくらいな市長のセンス、
市長の勢い、指示、発信力が必要だと思います。

カリスマ的というか、
共感力というか、
八方美人というか、
老若男女に好かれるというか。

そんな人気のある市長なら、
そんな市長と一緒にやっていけるでしょう。


私の市役所ですか?


・・・

・・・

・・・

「観光」も「広報」も、
若い人がイメージする
輝かしい仕事は、ないです。

STAP細胞なら、
もっとお酢を発酵させて、
納豆菌を加えて、
ニンニクのパワーと、
唐辛子の刺激と、
おいたしの秘伝のタレと、
満月の明かりと、
マリア様への祈りと、
モーツァルトの音楽があれば、
万が一、「あります!」かもしれませんが、
これだけは「ないです!」



たぶん、
だいたいの市役所でそうだと思います。

市役所の偉そうな席にすわってるのは、
おじさんばっかりじゃない?

市長は、よく煮込んだようなおじさんじゃない?
(白髪染めをしてるか、日焼けしてる)
または日干しの魚みたいなおじさんじゃない?
(白髪で、しわが深いご老人)

見た目で判断してはいけないけど、
人は見た目が9割ともいうじゃない?
決定権や影響力のありそうな人が
よくしゅんで煮込んようなおじさんか
適度な肉厚の日干しおじさんだったら、
厳しいかも

兵庫県の斉藤知事みたいに、
煮込まれてない、スマートに見える人でも
パワハラ疑惑が出てくるようでは…ねー

パワハラ疑惑が出るような職場が
いい職場なわけがない。


たぶん、
志望動機で思い描く
「観光」も「広報」も、
素晴らしい市長がいて、
やっと表向きだけでも
「楽しい!」って、
見せることができてるんじゃないかと思います。

それは、職員の成果ではなくて、
ある意味、市長の仕事、成果だと思うんです。

他の市長を見ているとそう思います。

でも、そんな素晴らしい市長も、
4の倍数でいなくなる可能性はあります。
4年ごとに市長選挙があります。

4年でいなくなるか、
8年でいなくなるか、
12年でいなくなるか・・・

とにかく、
市役所には華々しい仕事なんてありません。

観光でも広報でも。

だからこそ、
支え合いながら、部下を育てながら、
誠実に取り組んでいくしかありません。

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