生命の起源と宇宙とのかかわりについて(その2)
アーサー・クラークのSF小説『2010年宇宙の旅』は木星とその衛星エウロパに生命体が存在するという設定の作品です。『2001年宇宙の旅』の続編として執筆され、映画化(タイトルは「2010年」)されています。
エウロパは厚い氷(固体の水)におおわれていて、その下に塩類が溶けた液体の水が存在すると推測されています。光が届かない、塩分が多い、低温の水中でも生存できる微生物が生息している可能性があります。ハッブル宇宙望遠鏡がエウロパの表面から水蒸気が噴き出しているように見える現象