シェディング・間接皮膚接触チャレンジ
未だ謎の多いシェディング。
私自身は最近明らかな症状を自覚していないが、決定的で再現可能な状況を作れないだろうかと考え今回試してみたのが間接の皮膚接触。といっても、絆創膏でサンプルを採取し腕に貼って確認しただけだ。
先に結果から言ってしまうと『特に怪しい点無し』だったのだが、誰かしらの参考になるかもしれないので記事にしておく。短めに。
◆方法と結果
対象者の飛沫および汗(の残留物)を自らの皮膚に間接的に接触させ、紅斑などの症状があらわれるのかを確認した。サンプルは対象者がほぼ専用で使用している固定電話およびパソコンのマウス(ともにプラスチック表面)から採取。
薬液が塗布されていない絆創膏の不織布部分で電話とマウスを拭い、腕の内側に貼り付け6時間後に確認した。比較のため試したのは以下3パターン。(手首側から1,2,3の順)
塗布無し
自らの残留物
対象者の残留物
結果、明らかな違いは見られなかった。
◆補足・注意点
・使用した絆創膏は以下。また、絆創膏が捲れないようにサポーターを使用。両方とも100均(ダイソー)で購入。なお、絆創膏の粘着は思ったよりも強かったのでサポーターはいらなかったかもしれない。
・貼り付け前に目視で腕に紅斑などの異常が無いことを確認し、念のため写真を撮っておく。
・貼り付けから6時間経過後に剥がして確認。風呂に入ると血流が良くなるためか全体として肌の色が赤くなったため注意。風呂に入る前と入ってから1,2時間経過後に確認する。念のため翌日も確認。各段階で写真を撮っておく。
・結果は差がなかったと判断するが、強いて差をつけるなら赤みの強さは以下の順(『自ら』が一番強かった。ウケる)。
自らの残留物
対象者の残留物
塗布無し
しかし発疹・紅斑と言えるほどのものではなく持続しなかった(風呂後1,2時間で絆創膏の粘着跡と共に完全に消えた)。
・仮に違いが出た場合、貼り付け部位の影響かもしれないため再度部位を入れ替えて確認する必要があるだろう。
・サンプル採取時、電話、マウス共に使用(最後の接触)から1時間以上は経過していた。
・今回の対象は昨年に7回目の新型コロナワクチンを接種した高齢者。
◆おわりに
シェディングの皮膚症状は『直接的な接触で発疹が出た』という逸話を目にしたことがある。また、私自身の経験として間接的な皮膚接触が疑われた際、下肢に明らかな紅斑が多数出たことがある。
今回はまったく異常が見られなかったが、考えてみればこのような方法で再現可能な違いが出るのならとっくに大騒ぎになっているような気がしないでもない。(一体私は何をしているのか…。)
とはいえ、皮膚症状なら客観的な証拠としては強いので、絆創膏は余ってることだしもう一回くらい試してみたいと思う。今回はサンプルがあまり新鮮でなかったせいかもしれないし。
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