fika

手芸や写真が好きな昭和女子。継続投稿チャレンジ中。

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最近の記事

46 胃カメラ

今週は病院ウィークだった。 マンモグラフィ、胃カメラ、そして歯医者。 マンモグラフィは定期的に受けていて、胃カメラは3回目。 去年は人間ドックで受けたが、今年は友人のおすすめのクリニックで市の胃がん検診を予約した。 初めての胃カメラは15年程前で、体調が悪くて受診した。 友人や家族から胃カメラが拷問のように苦しいと聞いていたので、病院選びに時間をかけた。当日は顔面蒼白、心臓バクバク。でもカメラが喉を通る瞬間だけ苦しかったが、その後は全然平気だった。 2度目は去年人間ドッ

    • 45 なんでもできるとなんにもできない

      近所のカフェとコラボでマルシェを開催した。 自宅の断捨離で出た物を売りたくて相談したのがはじまりで、私が主催することになった。 私は接客・販売が苦手。出店依頼、準備などのやりとりに非常にも気を遣った。 期間中はアドレナリンが出てあまり感じないが、終了後の疲労感がとんでもなかった。 毎回イベントはもうやらないと決心するのに、ちょいちょい味わえるワクワクスパイスを思い出して引き受けてしまう。 若い頃は苦手なことにチャレンジするのは良いと思う。 世界が広がるし、忍耐力もつくし、

      • 44 やればできるはできない

        うちの子はやればできる子なんです! 俺だってやればできる! よく聞くフレーズである。 うちの旦那さんは料理に関してよく言う。 やれば出来るんやけどなぁって。 ·····やらへんやん笑 やれば出来ると言う人がやって出来たのを見たことがない。 だからこれを聞くと残念感が漂い、その人の評価が下がる。 そういう私もやれば出来るはずと思うことはよくある。 「やれば」ね。 やらないのよ、みんな。 はじめの一歩がとてつもなく高い壁なのだ。 覚悟がないなら何もいわない方がいい。 や

        • 43 ため息女子にならないために

          今日は刺し子の会に参加。 先生も参加者も全員私よりもお姉さんなので、何かにつけて「あなた若いから」と言われる。 もうすぐ還暦なのに若いって言われるとちょっと嬉しい。 10代の女の子が20代になるともうおばさんだから価値がないと言ってるのを聞いてびっくりしたことがある。 あなたはすぐに20代になるし、なんなら50歳もあっという間だよ?  人生のほとんどをため息つきながら生きるのだろうか。 私は年齢を意識しない方だけど、もし今40代ならやりたかったなとか、若くて羨ましいと思う

        46 胃カメラ

          42 双子の子育て(3)震災で学んだこと

          双子が生まれて5ヵ月目、阪神大震災に遭った。 早朝4時過ぎに双子にミルクを飲ませて、再び眠りかけた頃に揺れた。 遊園地のアトラクションのような激しい揺れがきて咄嗟に双子の上に覆いかぶさったら、遊んでいると勘違いしたのか二人共キャッキャッと笑っていた。 住んでいる地域は震度6だったが、幸い家具も家電も全く倒れず、積み重ねていた小物が崩れた程度で済んだ。 近所の家では電子レンジが飛んだと聞いたので、建物の向きや地盤によるのかもしれない。 災害に遭うと普通に出来ていたことが出

          42 双子の子育て(3)震災で学んだこと

          41私が一番怖いのは

          運動大嫌いな私がジムへ通い始めて1年3ヶ月経つ。 食べ物、カイロプラクティック、鍼灸、サプリと色々試して最後に残ったのが運動だった。 30分のエクササイズを週に2回やっている。 ハッキリ言って楽しくないし、気持ち良いとも思わない。 昔から身体を動かすのが苦手だったので、運動による成功体験が全くない。 そんな状態で何をモチベーションに続けているのか。 病気になる不安から逃れるためだ。 死はそこまで怖くない。だって人間は100%死ぬのだから。 でも死の直前に苦しむと考えると超恐

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          40 書類を捨てられない

          私はミニマリストにはなれないが、捨て活を始めるつもりだ。 結構思い切って物を捨てるタイプだが、なぜか捨てられないものがある。 それは書類。 給与明細・・全部ではないが20代の頃から保管している(夫の分も!)。 家を建てたときの書類・・間取り図、建具や照明器具の金額、品番がわかる注文書など。 子どもの学校関係・・学校の新聞、文化祭の冊子、模試の成績表。 地図・・バスの路線図、住宅地図など。地図が大好きなのでたまってくる。 チケットやちらし・・ライブやお芝居、美術館、観光スポッ

          40 書類を捨てられない

          39 高齢者のスマホデビュー

          母はガラケーを20年近く使っている。 電話とショートメールはなんとかできるのだが、とんでもなく機械音痴なのだ。 漢字変換の意味が未だにわからなくて、まちがいだらけのひらがなでメールを送ってくる。文末に必ず「ははより」と書いてある笑 それ以外のことは一切できない。カメラもアドレス登録もできない。メール以外でネットを使ったことがない。 そんな母が90代でスマホを買うことになった。 最初、近隣の高齢者がスマホを使っているからガラケーが恥ずかしいと言いだした。 ガラケーが使えなくな

          39 高齢者のスマホデビュー

          38 母が嫌いだからこそ

          母がうちに遊びに来た。 お昼ご飯をふるまい、一足遅れて母の日のプレゼントをした。 親孝行な娘に聞こえるかもしれないが、私は母が好きではない。 親のことが嫌いなのは人として最低な気がして、ずっと罪悪感に苦しんでいた。 心理のことを勉強して自分と向き合った結果、今はもう開き直っている。 気になることがあれば会うけれど、気分が乗らなければ会わない。 もう90代なのでいつお別れがくるかもわからないが、会うのは月に一度くらい。 育ててもらった感謝はあるので最低限のことはするが、気持ち

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          37 双子の子育て (2)母乳じゃなくてもいい

          双子の出産後は1か月程実家で暮らしていた。 産後少しの間つけていた日記を読み返すとほぼ良いことばかり書いているが、辛かったことの方が頭に残っている。 特に覚えているのが親戚のおばさんの「おっぱい出てる?母乳で育てなあかんよ」の言葉。 あまり出ないことを気にしていたのでショックだった。 母乳マッサージに通ったが、家に帰るとあまり出ない。 出さなきゃと思うと出ない。落ち込むともっと出ない。 精神的な影響が大きいと思う。 産後1ヵ月位は頑張ったけれど、その後は100%粉ミルクにした

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          36 悪い方へ考えてしまう理由

          人間は足りないところに自然と意識が向くように出来ている。 危険を察知するための自己防衛の機能なのだ。 太古の時代、いつ襲われるかわからないから敏感に察知する力が必要だった。 現代社会でも、危険やまちがいに気付かなくなると人間は絶滅する。 楽天的な人だけの世の中は成り立たない。 物事を悪く考えてしまう人は、自分や誰かを守りたい優しい人達なのだ。感覚が鋭く頭も良いはずだ。 そう考えると、少し気持ちが楽になると思う。 ただ、良いところに意識を向けると確実に気分が良くなる。 それ

          36 悪い方へ考えてしまう理由

          35 不自然にがんばらない

          今日は夫婦で公園ピクニックの予定だったが、強風のため中止。 近所のカフェで美味しいオムライスを食べた。 目新しい話題もなく、黙々と食事を終えてコーヒーを飲む。 ふと思い出して、二人でMBTI診断をやってみたら珍しく話が弾んだ。 我が家は夫がよく喋り、私は聞き役。 家の外でも私は自分から話さないタイプだが、本当は私も喋りたい。 ただ、タイミングがつかめないのだ。 なぜ皆あんなにポンポンと言葉が出てくるの? 私はよく焦って相手の話が終わらないうちにかぶせて喋ってしまったり、何を

          35 不自然にがんばらない

          34 決めつけない

          今日からジョギングを始めた。 運動大嫌いの私は絶対にやらないと思っていたことのひとつ。 理由は右脳回帰にはジョギングが一番の近道と聞いたから。 もちろん身体のためでもある。 自分は〇〇だと思い込んでいることが多々ある。 例えば明るくてよく喋る人が「私人見知りなんです~」と告白する場面によく出くわす。 その人はコミュニケーションに苦手意識があって、いつも頑張っているから人見知りだと思っているのだろう。 私は〇〇と思っているが他の可能性もある、と考えるようにしている。 もしそ

          34 決めつけない

          33 定期的に見る夢

          昨夜、夢に30数年前の私が登場した。 「婚約解消しないでください」と彼(現・夫)に伝えているシーンだった。 一体何があった?(笑) そんな事件は実際にはなかったのだが。 夫とは7年付き合って結婚したのだが、後半の3年くらいは結婚できるのか不安でずっとモヤモヤしていた。表向きはなんでもない顔をしていたと思うけれど、親からも猛プッシュされていたし、不安でおかしくなりそうだった。 他に定期的に見る夢がある。 ・双子のおむつを交換し忘れていて焦っている ・職場に行くと知らない人

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          32 知らないふり

          昨夜は子どもの幼なじみのママ友達と久しぶりに集まった。 子ども達が中学卒業までは頻繁に会っていたが、学校が別になってからは年に1~2回のお付き合い。子ども達は全然会っていないらしい。 なぜか今でも一番仲良しなのはパパ達。 昔は家族ぐるみで遊んでいたが、今はパパ達だけでキャンプや飲み会を企画して頻繁に集まっている。 うちの旦那さんはパパ友会で聞いた話を結構教えてくれるので、みんなの近況をなんとなく知っている。 ところがママ友と直接話すと、聞いていた話と違うことがよくある。

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          31 双子の子育て (1)出産

          私は約30年前に双子を出産した。 人生でもっともエキサイティングな出来事だった。 限られた人にしか体験できないことなので、記憶を少しずつ記録しようと思う。 妊娠がわかったのは結婚して2年目のお正月明けだった。 年末から風邪気味で体調がいまいちだったが、もしやと思って新年初出勤の日に会社のトイレで検査薬を試したら陽性(笑) 産婦人科に行ったら8週目ですとのことだった。 すぐに双子とは知らされず、10日程経ってから「どうなるかわからないからこの間は言わなかったけど、双子です」と

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