西欧的法人格概念の理解、木庭顕『ポスト戦後日本の知的状況』
2014年3月12日、「講談社選書メチエ」、木庭顕(こば・あきら、1951年~)著『ポスト戦後日本の知的状況』(講談社、本体2,200円)が刊行された。
同書は読みにくい上やや独断的だが、上野千鶴子(うえの・ちづこ、1948年7月12日~)、小池百合子(こいけ・ゆりこ、1952年7月15日~)、村木厚子(むらき・あつこ、1955年12月28日~)らの仲間たちが日本の公共民社会の基盤に及ぼした影響を反省する上で役に立つ。
第Ⅱ章「戦前期(1895-1945年)」、5「一九一