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2024年5月17日 プロの働き

 理容師になって10年目のTさんが毎月担当しているお客様のSさんは、散髪中、いつも丁寧な敬語を使って話しかけてくれます。
 自分の親よりも年上のSさんに敬語を使われ、何だか申し訳ない気持ちになったTさんは、敬語を使う理由をSさんに率直に聞いてみました。
 「自分より年下だからといって、馴れ馴れしく話すのはプロの方に対して失礼な気がして」と答えたSさんの姿勢に、Tさんは感銘を受けました。
 敬意を払ってくれるSさんの期待に応えられるよう、〈プロとして日々技術を磨かなければ〉と思うと同時に、自身のこれまでの接客態度を振り返りました。
 Tさんのお客様の中には年下の人も多く、何度も担当して親しくなるにつれ、お客様に敬語を使わなくなっていることに気が付いたのです。
 「親しき中にも礼儀あり」は、親しみが過ぎて遠慮がなくなると不和の元になるため、親しい間柄でも礼儀を重んじるよう説いた諺です。相手の立場や年齢にかかわらず、挨拶や感謝の言葉がけなどで敬意を形に表わしていきたいものです。

今日の心がけ◆敬意を形に表わしましょう

出典:倫理研究所 職場の教養2024年5月号より引用


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【1】 著者の個人的な感想

まあ難しいところですよね~、この問題って。
ですので、良いか悪いかわかりませんが私の場合は「人によって接し方を変える」ようにしています。

初対面から距離の縮め方がおかしい人には、こちらもありえない早さの縮め方でいきます。逆に、距離をおきたいと考えてる人にはこちらも一定の距離を保って接します。

あとこれも人によりますが、ご年配の方々には砕けた対応をしますし、同年代のサラリーマン風の人には営業マンっぽく接します。ただ、どの対応の仕方であっても『敬意』は絶対に忘れません。

というスタンスなんですが…たまに距離感を間違えて「ああっ、しまった! この人の対応の仕方はこうじゃないっ!」って、敬意がうまく伝えられないときもあります苦笑

あと、子供の対応が苦手です…。
子供にも通じる簡単な日本語を選びながら話している自分にいたたまれなくなります。しかしどういうわけか子供には懐かれるので、私なりに敬意を払って対応できているのでしょう。…中身が子供だから同年代だと思われているかもしれませんけどね笑

さて朝礼では。

皆さんもTさんのような対応になっていないか振り返ってみましょう。それはお客様や取引先相手ではなく、社員同士や上司、後輩との対応でも同じです。

「親しき中にも礼儀あり」ができていない人は、今日から実践していくという気持ちをスピーチで話してみましょう。


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【2】 意見を述べてみよう

これについては常々意識しながら対応していますが、私もTさんのように…

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