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これからの道

大学を卒業し新たな道に進むタイミングで、これまでの一部を振り返りつつ、これからの道についてちょっぴり書きたいと思います!

ガーナでの一コマ

去年の9月に人生初めてのアフリカ、ガーナに渡航した。そうなったのは、ア福リカとチョコレート工場長の田口愛さんが企画したアフリカビレッジステイ~ガーナ編~というプログラムに出会い、私の心がドキドキと高鳴り「私ガーナに行く!」ととてつもなく惹かれた直感に従い、参加したから。このガーナでの出会いと経験が私の人生に大きな影響をもたらすことになったほど、あのタイミングで参加して大正解だった。(ガーナでの経験については、また別で書こうかな。とりあえず、ガーナでの一コマを紹介!)

そのプログラムの中で訪れた村では、生計を立てる一つとしてお皿づくりが行われている。村を歩いていても、多くの女性たちが様々な工程を通して美しいお皿を作りあげていた。お皿の形成も模様付けも焼く作業もありとあらゆる工程がすべて手作業で行われていて、その女性たちのたくましさと器用さと手際のよさには驚かされた。

自分自身が回りながら手作業でお皿を作る女性たち

村で過ごしていたある日の午前中、二人の女性がお皿づくりをしていたのをそばで見ていた。「やってみる?」と言ってトライさせてくれたり(ムズスギタ!彼女たちの技術はスゴイ!)、お皿づくりなどについてお話していたりした時、その一人の女性が、お皿を作りながら"This is my work!!"と力強く言葉を発した。この言葉を聞いて、「これって、、彼女の誇りやない!!?」と嬉しくなったのを覚えている。

この村に入る前に、プログラムの大事な時間であるワークショップを行った。そこで村についてのお話があり、その中で「外から新しい人やモノがはいってくることによって、その村の愛と誇りが失われていっている」ということを聞いていた。だからこそ、その村に住む一人の女性が持っている誇りを直接感じることができたのは、忘れられない。

焼きあがったお皿を冷ましているところ

自分自身への問いかけ

この一コマでの言葉は、日本に帰ってから自分自身への問いかけになった。
それは、「私の役目ってなんだろう?」という問い。
あの女性の力強く誇りを持って自分の仕事を人に伝えている姿がひたすらにかっこいいと思ったし、何度も私の頭の中であの場面が再生される。それと同時に、自分自身にはそう言えることがあるだろうか、私の役目・役割って何なんだろうという問いが、あの言葉の裏に隠れていたような、私に問いを与えてくれた気がしている。

星見たさにみんなで真っ暗なところまで走って道に寝転んで眺めたガーナの星空

この世界に命あるものとしてどのような役目を持って生まれてきたのか、私の役目・役割は何なのかという問いに向き合い続け、どれだけ時間がかかっても全うしたい。
今の私の中にあるのは、「コミュニティ・空間を創ること(これは中学時代から密かに思っていた手段の1つ)」。‟どんな”の部分でいくつか自分の中で大切にしたい要素はあるけれど、まだまだ漠然としている。何をとってもまだまだで未熟でちっぽけだけど、自分の心の声を聞きながらこれから一歩一歩自分の人生を歩んでいきたい。


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