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メルマガ「会社にケンカを売った社員たち」とは?
『会社にケンカを売った社員たち』は、株式会社リーガル・リテラシー(東京都渋谷区)が2003年8月20日に創刊したメールマガジンで、「まぐまぐ」のシステムにより現在は隔週水曜日に配信されています。毎回さまざまなテーマの労働判例を取り上げており、2023年11月には通算600号を迎えました。
※配信のご登録は、https://www.mag2.com/m/0000116175 (まぐまぐのサイトに移
#465 「東京都港区医師会事件」東京地裁(再々掲)
2018年7月4日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第465号で取り上げた労働判例を紹介します。
■ 【東京都港区医師会(以下、T会)事件・東京地裁判決】(2017年1月24日)▽ <主な争点>
行為の悪質性と懲戒解雇事由該当性など
1.事件の概要は?本件は、T会に雇用されていたXが懲戒解雇されたが、これが無効であるとして、労働契約上の地位の確認、ならびに解雇日から本判決確定の日までの
#466 「国立大学法人 H大学事件」神戸地裁(再々掲)
2018年7月18日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第466号で取り上げた労働判例を紹介します。
■ 【国立大学法人H大学事件・神戸地裁判決】(2017年8月9日)▽ <主な争点>
在職中長年にわたって仕事を与えられなかったことについての損害賠償請求など
1.事件の概要は?本件は、H大学の職員であったXが在職中長年にわたって仕事を与えられず、差別的な扱いを受けるなどの嫌がらせをされて
#467 「F社事件」長野地裁松本支部(再々掲)
2018年8月1日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第467号で取り上げた労働判例を紹介します。
■ 【F社事件・長野地裁松本支部判決】(2017年5月17日)▽ <主な争点>
代表取締役の言動等と会社法350条に基づく責任など
1.事件の概要は?本件は、F社の従業員であったAら4名が同社の代表取締役Eから在職中にパワーハラスメントを受けたと主張して、Eには民法709条(不法行為による
#468 「T社事件」東京地裁(再々掲)
2018年8月22日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第468号で取り上げた労働判例を紹介します。
■ 【T社事件・東京地裁判決】(2015年9月9日)▽ <主な争点>
男女関係を巡る出勤停止の懲戒処分、配転命令の効力など
1.事件の概要は?本件は、使用者であるT社から元交際相手の男性との復縁工作を探偵社に依頼した行為に関し3日間の出勤停止の懲戒処分を受け、その後、配転命令を受けたXが
#469 「品川労働基準監督署長事件」東京地裁(再々掲)
2018年9月5日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第469号で取り上げた労働判例を紹介します。
■ 【品川労働基準監督署長(以下、S労基署長)事件・東京地裁判決】(2016年10月27日)▽ <主な争点>
業務上腰痛の認定基準、労災保険法上の業務起因性など
1.事件の概要は?本件は、長時間にわたり前傾姿勢でパンの製造作業に従事したことにより腰部痛、背部痛を発症したとして、XがS労基署
#470 「特例有限会社甲社事件」高松地裁(再々掲)
2018年9月19日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第470号で取り上げた労働判例を紹介します。
■ 【特例有限会社甲社事件・高松地裁判決】(2017年4月18日)▽ <主な争点>
元代表取締役、元従業員による割増賃金、賞与・退職金、損害賠償等の請求など
1.事件の概要は?本件は、Aらが甲社に対し、労働契約に基づき、(1)時間外労働等による平成25年3月から12月までの割増賃金、(2
#471 「国立大学法人 O大学事件」大阪地裁(再々掲)
2018年10月3日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第471号で取り上げた労働判例を紹介します。
■ 【国立大学法人O大学事件・大阪地裁判決】(2017年9月25日)▽ <主な争点>
起訴休職期間の満了を理由とする解雇など
1.事件の概要は?O大学の歯学研究所の助教として勤務していたXは平成24年4月、傷害致死の公訴事実により起訴されたことで、同大学の定める起訴休職制度に基づき休職処
#613 「TWS Advisors事件」東京地裁
2024年5月22日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第613号で取り上げた労働判例を紹介します。
■ 【TWS Advisors(以下、T社)事件・東京地裁判決】(2022年3月23日)▽ <主な争点>
業務委託契約と題して署名押印なく締結された契約が労働契約に当たるか否かなど
1.事件の概要は?本件は、XがT社に対し、同社との間で締結した契約は業務委託契約ではなく労働契約である旨主
#472 「K社事件」東京地裁(再々掲)
2018年10月17日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第472号で取り上げた労働判例を紹介します。
■ 【K社事件・東京地裁判決】(2017年5月19日)▽ <主な争点>
社内暴力を理由とする期間途中の解雇、雇止めなど
1.事件の概要は?本件は、X(契約社員)がK社に対し、懲戒解雇が無効であること、労働契約法19条(有期労働契約の更新等)に基づいて有期雇用契約が更新されることならびに
#473 「P社事件」横浜地裁(再々掲)
2018年10月31日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第473号で取り上げた労働判例を紹介します。
■ 【P社事件・横浜地裁判決】(2017年3月30日)▽ <主な争点>
退職者に対する損害賠償請求、不当訴訟など
1.事件の概要は?本件は、P社に勤務していたXが躁うつ病という虚偽の事実をねつ造して退職し、就業規則に違反して業務の引き継ぎをしなかったことが不法行為に当たるなどと主張して
#474 「イクヌーザ事件」東京地裁(再々掲)
2018年11月14日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第474号で取り上げた労働判例を紹介します。
■ 【イクヌーザ(以下、I社)事件・東京地裁判決】(2017年10月16日)▽ <主な争点>
月80時間の時間外労働に対する基本給組込型の固定残業代など
1.事件の概要は?本件は、I社に雇用され平成27年5月31日付で退職したXが同社に対し基本給に組み込まれていた月80時間の時間外労働
#475 「医療法人 K会事件」山口地裁萩支部(再々掲)
2018年11月28日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第475号で取り上げた労働判例を紹介します。
■ 【医療法人 K会事件・山口地裁萩支部判決】(2017年3月24日)▽ <主な争点>
修学費用返還制度と労働基準法16条など
1.事件の概要は?本件は、医療法人であるK会がかつて雇用していたXに対し、(1)准看護学校在学中の修学資金等として、平成17年4月から19年3月まで合計146
#476 「都市再生機構事件」東京地裁(再々掲)
2018年12月12日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第476号で取り上げた労働判例を紹介します。
■ 【都市再生機構(以下、T機構)事件・東京地裁判決】(2017年11月10日)▽ <主な争点>
事故等への対応のために携帯電話を貸与された場合の労働時間該当性など
1.事件の概要は?本件は、T機構に雇用されているXが携帯電話を渡され、休日も3時間以内に現地集合できるように指示されてい
#477 「アスリーエイチ事件」東京地裁(再々掲)
2018年12月26日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第477号で取り上げた労働判例を紹介します。
■ 【アスリーエイチ(以下、A社)事件・東京地裁判決】(2017年8月30日)▽ <主な争点>
実質的に日本法人を統括することを期待し採用された従業員に対する解雇など
1.事件の概要は?本件は、A社の元従業員であるXが平成28年6月6日付解雇の意思表示は違法無効であるとして、同社に対し
#478 「日本通運事件」東京地裁(再々掲)
2019年1月9日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第478号で取り上げた労働判例を紹介します。
■ 【日本通運(以下、N社)事件・東京地裁判決】(2017年10月23日)▽ <主な争点>
業務時間外の酒気帯び運転と退職金の不支給事由など
1.事件の概要は?本件は、国内最大手の運送業者であるN社の空港営業第一課係長として、運転業務ではなく、空港における航空機の搭乗手続等に従事していたX