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オーガンジー -organdy-




明けても
暮れても

包まれた生地の
その奥に届くように

詠み
汲むは




こころの部分に
僅かばかりに
透ける箇所を宛がい

陽の刻には
決して気取られず



痺れを伴いつ
紅玉の雫
晒して


捻れる程に



想ひ給へ



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