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Nacht




わたしの腕を伝う


膨張し続ける



満ちている

そう感じられた
刹那だけ

同じ数だけ
耐え切れぬ夜を増やしてしまって




誰も
居やしないのに

孤独に
嗚咽を

聞こえぬように




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