見出し画像

断片



わたしは
わたしが好きで
誰よりも嫌いだった


きみ

わたし
とは
全然違う


春と夏の狭間

少し好きになれたのは
きみのお陰で

独りで居ることに
耐えられなくなってしまったのは
きみのせいで


淡くしか思い出せないことも
焦がれたことの
断片


それから


が在る


未練

抱え続けているのではなく

忘却

過程なんだ




さみしいけれど





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?