ずっと
ずっと
そばにいたいと思った
きっと
あなたが
わたしを
この闇の底から
すくい上げてくれるって
そんな
希望的観測
どうしようもない
わたしは
自分の何が嫌いか
わからない
形なんかない
憎悪で
だけど
確かで
そこにあって
握り締めた拳を打ちつける壁がなくて
何が
光で
何が
闇か
わからない まま 大人になった
抱いた黒いなにか を
見つけられなくて定義できなくて
漠然と
救いを求めて
そんな
わたしに
あなたは
光
だった
今は
届かない
光
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