罪悪感
楽しかった日々
つらかった夜
朝が痛くて
夜を待ち続けて
陽の登る度に
苦しくなる
自分の時間で
他に
こんなにも狂おしいこと
が
あっただろうか
張り詰めた弦のように
頑なに
あなた以外を
拒み
雪解けのとき
流れゆく清水のように
罪と罰
を
唯
繰り返した
今は
痛みは残っていない
傷が癒えたとは云えないけれど
続いていた
としても
きっと
あなたのくれた悪意のない傷は
いずれにしても
煩わしさ
と
愛しさ
を
伴ってた
傷つけるなら
思いきり
ずたずたにして欲しかった
謝り乍らではなく
そして
其れに痛む
自分の胸が
鬱陶しかった
罪悪感を背負い
尚も
自分が嫌になるから
もう
此処には居られない
って
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?