見出し画像

アーマード・コア6 弾速の実測検証(Ver. 1.03)


はじめに

 本記事は、某所で投稿したアーマード・コア6における武装の弾速を実測した結果を再度まとめたものです。
 前回のあとがきでは、ジェネレータのEN射撃適性や腕の近接適性の検証をやるかもと書きましたが、私は実弾武装のダブルトリガーが主とした戦い方のため、より興味のある弾速の実測を思い立った結果、今回の記事となりました。
 測定方法は、AC TESTでトレーナーACに対し一定距離から武装を発砲する様子を録画し、パソコン上でその動画をコマ送りして発射から着弾までの時間を測定して弾速を計算しました。
 検証にはせっかく手間暇をかけたのでここに公開いたします。検証方法に興味が無い方は、実測結果まで飛んでいただいても大丈夫だと思います。

実測方法

 具体的な実測方法は、次の通りです。

  1. AC TESTでトレーナーAC(AI: OFF)に対して一定距離から武装を5回発砲して録画します。距離は原則150Mとしていますが、跳弾する場合及び射程外となる場合は距離を短縮しています。

  2. 動画をPC上でコマ送りして発砲時間と着弾時間を確認して1回毎の弾速を計算し、5回発砲した弾速の平均値(1桁で四捨五入)を取りました。

  3. 弾速を実測する武装は腕の射撃武器(ミサイルを除く)、肩の射撃武器(ミサイルはニードルミサイル、水平4連ミサイル及び水平6連ミサイル)、月光及び赤月光としました。

発射時間は次の画像に示す通り右下の残弾が減少したコマとしています。

発射の時間。右下の残弾ゲージが減少しています。

着弾時間は同様にトレーナーACのスタッガー値が増加したコマとします。

着弾の時間。スタッガー値が増えてからダメージとHITが表示されることが分かります。

なお、実測に際しては以下の点を検討しております。

  • 距離を原則150Mとしたのは、実測を簡単にするためには跳弾されがたい有効射程内が望ましく、一方で銃身長の違いによる誤差を低減するには遠距離の方が望ましいという2つの要素を勘案しました。SPEC上では、全ての武装はノンチャージにおいて有効射程150Mを上回ります。

  • 弾速を実測する武装のチョイスは、原則として真っすぐ飛ぶ射撃武器とすべきと判断し、ミサイル以外の射撃武器+月光2種としました。ただし、ミサイルでも真っすぐ飛ぶであろうニードルミサイル、水平4連ミサイル及び水平6連ミサイルも参考に加えました。

  • 武装の装備箇所の影響を排除するため、武装は月光及び赤月光を除いて右手・右肩に装備しました。

  • 武装以外のパーツの影響を排除するため、武装以外のパーツは全て統一し、下の通りのアセンブルとしました。

使用したアセンブル。武装以外のパーツを変更せず全武装が使用可能です。

実測結果

実測結果グラフ

 実測結果を下記のグラフに示します。左の縦軸には武器型番、武器種類、チャージの有無及び測定距離を示しています。

5発平均弾速

 グラフの注意点として、5発と少ない発射数で平均をとったデータですので、10程度の誤差はあると思われます。細かい比較よりも、武装同士の大まかな弾速の差を把握するためのグラフとお考え下さい。
 また、跳弾の問題により、ショットガンWR-0777 SWEET SIXTEEN、バーストハンドガンMA-E-211 SAMPU及びスタンガンVP-66EGが距離100Mに短縮した状態で測定しています。同様に、レーザーショットガンWURGER/66Eのチャージが射程の問題で距離76Mからの測定となっています。

所感

 弾速最速はLR-037 HARRIS(重リニア)のチャージ、次点でVE-66LRAのチャージとなりました。ノンチャージの最速はVP-66LR、実弾ノンチャージ最速もLR-037 HARRIS(重リニア)となりました。
 腕の武装はおおよそプレイ中の印象通りと言った弾速が出ました。特にバズーカの遅さは対ACを想定するとかなり厳しいものがあります。また、弾速が高いとされているオールマインド製バズーカが実は手持ちグレネードキャノンと同等程度でした。
 肩の武装は全体的に弾速が遅めで、スタンニードルランチャーやニードルミサイルも印象からは遅い数値が出ました。一方で、プラズマキャノンFASAN/60Eのチャージはプラズマ武装の中でも独特かつ特筆すべき速度を出しています。
 今回の検証は以上となります。ありがとうございました。

あとがき

 先日AC6をトロコンしました。トロコンまでゲームをやりこんだのは個人的には久しぶりでとても楽しめました。今後は面白そうなアセンを思いついたら試してみたり、アップデートがあれば追加検証をと考えております。今は肩のチャージプラズマキャノンの弾速に魅力を感じています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?