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便秘にはおかゆ

最近うちの子供の便秘が治りました。

何週間も出ないような酷い便秘だと介護するほうは大変ですよね。心配だし、具合が悪くなっていくのが日に日にわかるし。今までにも何度もこのnoteを見てくださっている方と「便秘の治し方」についてやり取りをしてきました。

「左側腹が伸びるような体のゆがみがあるとその部分に便が停滞する時間が長くなるので水分が失われて便秘になりやすい」と聞いて、寝たきりの頃から態勢には気を配っていたんですが、酷い便秘になるときはそういう次元ではなくなるんです。長期間まっっっっっっったくでなくなるからです。

大黄という漢方の生薬を使えば出ないことはないけどすぐに薬に慣れて大量に使っても出なくなります。

認知症のケアをされている方は割と便秘に悩んでいる方が多くて、うちの子と同じだなぁと思うことが多かったのです。

薬が全然効かないんですと言われると「薬よりも水を先に飲ませたほうがいいのでは?」と思っていました。でも実際酷い便秘になると飲ませても飲ませても改善しませんよね。尿の量が増えるだけで。

便秘が酷くなるとてんかん様発作も酷くなるし吃音障害の症状も強く出ます。これは「便秘が体調を悪くしているから症状が強くなってしまうんだろうな」と思っていたんです。でも出ない日が続くと「教えたことを忘れる」であるとか「今までできたことができなくなっている」とか認知が落ちているのを実感するんです。便秘侮れない。

認知に関することを糖鎖のリングで考えるとCタイプ。脳に関することなのでC-2に当たります。てんかんも吃音も頭のことなので同じ部位ですよね。便秘自体は水分代謝の問題のように見えるのでDタイプの症状にも見えますが、Cタイプの症状が沢山出ているということは…???

私は考えました。

「ご飯をおかゆにしてみよう」

私の子供はAタイプなのでCで症状が出ているということは「糖代謝に問題がある」ということでしょう。ということは一番多く摂取している「でんぷん」の形を変えてみたらどうかと思ったんです。

白米を炊飯して食べるのではなく、おかゆや餅ような形にして食べる。

おかゆは元々水分量も多いし便秘の対策にはいいはず。


そこで試してみました。
すると次の日からカッチカチの大量の便が徐々に出るようになって、2週間くらいで普通の硬さの便が出ました。

そして明らかに落ちていた認知も徐々に戻ってきてしゃべり方がおかしいとか覚えていたことを忘れてしまうということもなくなりました。忘れてしまったものは思い出せないようで新しく教え直さないといけないんですが、一安心です。


そこで「便秘解消 おかゆ」と検索してみると沢山出てきて「みんなやってる!!!常識だったの?!」と驚きました。


普通に炊いたお米を食べる方が摂取できるカロリーは多いのでそのほうがいいかと思っていたのですが糖の代謝のことを考えればおかゆのほうがいいはずです。

特に寝る前におかゆを食べてから寝ると次の日の朝の便の出方が良いので夜は毎日おかゆにするようにしました。もう薬は要りません。

うちの子供はかつおぶしと梅ペーストと少量のお醤油をのせて食べます。一度に3杯くらいおかわりをすることもあります。

それとCタイプに偏っているということはアリシンとビタミンB1の組み合わせの食材を減らすということも同時に行いました。つまりひき肉料理などを控えるということです。便秘になる前はそういうものを取りすぎていたかもしれません。

日に日に認知が回復していくのを見て、賢く育てようと思ったらおかゆを食べさせていればよかったのかもしれないと思いました。


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