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異なるタイプのロールモデルを作ることの有用性

マネジメント職に向けたセミナーを受けました。

ここでロールモデルはいますか?
その人はどんな人ですか?
というディスカッションを行いました。

初めまして、の方と話した時にはお互いに身近にいる上司の話で盛り上がったものの、ではその上司がロールモデルかというと、ちょっとちがうかなぁ・・・?だったのです。
ディスカッションのお相手の方は「尊敬しているけれど、あの人のように自分はなれる気がしない」
私の方は「尊敬しているけれど、属性が違いすぎて全く参考にならない」
というのが理由です。

私の理由の方を補足しますと、
その上司のことは尊敬しているし、一緒に仕事をしていて楽しいです。
が、そもそものキャラクターが違いすぎるのと、生活スタイルが違いすぎて、全く参考になりません。と思っていました。

セミナー講師の方によると、ロールモデルは身近な人でも良いし、歴史上の人物でも良い。はたまた漫画のキャラクターでも良いそうです。
(スラムダンクの安西先生をロールモデルにしている人は多いらしい。分かる気がする。)

身近な人をロールモデルとしてあげる場合、基本的に自分と似てるとか、その人のことを好意的に思っていることが多いそうです。

で、更にセミナー講師の方によると、ロールモデルは2〜3人作る。それも、異なるタイプの方をロールモデルとして置くと良いとのこと。

まず、前述のように、身近な人をロールモデルとする場合、結構な確率で「自分と考え方が似ている人」となる訳です。

しかし、それでは既存の自分の思考の枠から開放されないため、全く違うタイプの方もロールモデルとすると良い、ということです。

Aの部分においては◯◯さんがロールモデル。
Bの部分においては△△さんがロールモデル。

このように色々なタイプの方をロールモデルに据えることで、多角的に物を見られるようになるとのことでした。

せっかくなので、頭の整理を兼ねて私のロールモデルをまとめてみます。

①Aさん
仕事の上司。
「こういう仕事が向いている、こういう仕事にあなたは特化すべき」と率直に言ってくれるところが良い。

②Bさん
元クライアント。
アイデア出しの時に、絶対に否定しない。更に褒める。その上でまとめる。
これが本当に凄かった。
心理的安全性を高めることの大事さを身に持って体験させてもらった。

③Cさん
とある企業の女性役員。
「愛嬌は大事。この人のために何とかしてあげようと思ってもらえるような関係作りが大事。」
「変にカッコつけないで関係性を築く。」
等、心に刺さる発言を見たこと&聞いたことがあり、勝手に参考にしている。

と、バラバラなタイプをまずはロールモデルに据えてみました。
自分の置かれている状況によっても変わっていきそうなので、たまに見直すと良さそうです。

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