転職者の特徴とホンネについて語ります
いつも記事をご覧いただきありがとうございます。
Biz Craftです。
ここでは主にマインド面の改善をテーマに情報発信を行っております。
今回のテーマは組織論です。
本記事の内容が経営者、人事担当者の方々にとって少しでも参考になれば幸いです。
掲題の通り、せっかく新しい会社に転職してきたにもかかわらず、すぐに辞めてしまう転職者というのは残念ながら一定数おります。
彼らはなぜすぐに辞めてしまうのでしょうか?
恐らく本人に聞いても本当の理由はわかりません。
聞いたとしても多分ホンネを言わないでしょう。
しかし15年以上組織を渡り歩いてきた中で、そういう方々には以下のような特徴があると思っています。
1.すぐに会社を辞める人の特徴
・入社早々なのにしっかりとした挨拶ができない
・元気がないor覇気が無い
・仕事を覚えようとする気が無い
・職場の人とあまり会話をしない
・最初は順調。しかし1~3年後には突然辞めてしまう(これが一番厄介)
こういう方々は例外なくすぐに辞めます。
同じ転職組として理由を聞いてみたくなるのですが、そこは大人です。
ここはぐっと我慢してあえて深く立ち入らないようにしています。
色んな事情があるかとは思いますが、先に入社した立場からみると、このような方々には共通の原因があると思っています。
考えられる原因としては、以下のようなことが挙げられるのではないでしょうか?。
2.考えられる原因
これは恐らく本人の側にも原因がありますし、会社側にも原因があると思っています。
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✅本人側の原因
・その場しのぎの転職
・リサーチ不足
・性格に合わない職務内容
・人間関係の不調
・メンタル面の不調
・大きなミスや挫折
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✅会社側の原因
・異常社風
・人材教育に難あり
・経営者に難あり
・会社の業績不振
他にもありますが、ざっとこんな原因が考えられます。
本人の責めに帰すべき事由がある場合は仕方がありません。
しっかりと自分自身と向き合う時間をとってください。
無理に職歴に傷をつける必要はありません。
しかし最も厄介なのは会社側の原因です。
私も今までいろんな会社を経験してきましたが、
以下のような会社は人の移り替わりが激しいのではないでしょうか?
・社歌を大声で唱和するような軍隊社風
・人材を使い捨て&育てようとしない
・本業のキャッシュフローがマイナス
・利益を生まない過大な設備投資
・マイクロマネジメントしかしない経営層
・何を言っても変わらない経営者
「昭和かよ?」と思わず突っ込みたくなるものばかりです。
でもこんな会社ザラにあります。
3.会社はどう対処するべきか?
このように必ずしも本人側に原因があるとは言えないケースも考えられます。一概にすぐ辞めてしまう転職者を非難することはできないと思います。
ですから会社側でも以下のことを肝に銘じることが必要です。
・自社にとっては常識なことでも、転職者にとっては異常なこと
・きちんと会社の本当のことを伝える
・人手不足だからと言って無理に雇用しない(お互いに不幸になる)
・人手不足の間は社員同士でフォローする体制を考える
・採用して終わりではなく、アフターフォローをきちんとすること
最後に
時の流れは早いもので、あと1か月半ほどで4月になろうとしています。
4月は新たなスタートの時期であり、再スタートの時期でもあります。
きっと転職者の方々も希望を胸に入社してくることでしょう。
私は経営者や人事担当の立場にはありません。
ですがこれだけは言わせてください。
彼らは物事の捉え方をどう変えてもムリだったから転職しているのです。
きっと多くの葛藤があったかと思います。
私はそれでも果敢な決断をした彼らを称賛します。
ですから彼らをきちんと育ててください。
組織は人がすべてであることを忘れないでください。
END
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