【ヘッセ詩集から着想】あなたにとってのサードプレイスとは?
いつも記事をご覧いただきありがとうございます。
Biz Craftです。
本記事では主に思考改善や悩みの解消をテーマに情報発信を行っています。
本日のテーマはサードプレイスです。
これは一見すると、タイトルとの整合性が合わないように思えます。
しかし本記事はヘッセ詩集「野を越えて」からヒントを得たテーマです。
筆者がヘッセの詩からサードプレイスの着想に至った経緯が少しでも分かるよう、あえて載せてみました。
なお本記事は以下の方々に有益なテーマではないかと思います。
✅自分らしくいられる場所を求めている方
✅悩みや不安を解消できる場所を求めている方
✅趣味や気が合う人達との交流の場を求めている方
まずは詩の内容をご覧いただければと思います。
(時間がない方は飛ばしても大丈夫!)
1⃣ヘッセ詩集「野を越えて」紹介
2⃣サードプレイスは身近にある
遠く離れた故郷を思い起こさせる詩でしたね。
ふるさとを渇望するヘッセの気持ちが感じ取られた作品ではないかと思います。
さて、本題はここからなんです。
いつもなら詩の考察で終わりますが、今回はここから社会学へと展開していきます。
ふるさとと言えば、自分が生まれ育った原点の場所。
落ち着く場所でもあり、自分らしくいられる場所でもある。
でもそんな夢のような場所が、実はふるさと以外にもあります。
それがサードプレイスです。
そう、実家や自宅、学校・職場以外の場所。
役割や義務感から解放され、本来の自分に戻れる場所。
これがまさしくサードプレイスなんです。
ちなみに欧米では帰宅前にサードプレイスとしてカフェやバー、パブなどに寄ることが多いみたいです。
また一部の企業などでは、サードプレイスを社内に設けて、社員同士のコミュニケーションの促進を図る企業もあります。
(過去にこういう会社も経験しましたが、意外に使われていなかったですね…。)
でも実際日本人の感覚として、仕事が終わったらさっさと帰宅し、自宅でくつろぎたいなんて方も多いのではないでしょうか?
私はまっすぐ帰宅する派です。
ごくたまに本屋に寄ったり、マックでコーヒー飲むくらいです。
そして帰宅したらPCを開き、note記事の読み書きが日課になっています😄
しかしこうしてみると、オルデンバーグの定義した8つの条件は、そのままオンラインコミュニティにも当てはまると個人的には思っています。
なぜなら別に居場所がリアルだろうとオンラインであろうと、最終的にサードプレイスが果たす役割は同じだからです。
オンラインで足りないのであればリアルで交流すればいいし、その逆もまた然りです。
このようにサードプレイスは案外身近にあると私は考えています。
例えば今こうして書いているnoteという場。
本来の自分の役割を忘れ、自己と対話し、他者と交わることができる場所です。
加えて好きなジャンルの本や同じ考え方を持った人と日々接することができ、めちゃくちゃ刺激になっています✨
そしてこうした過程を経て自分の提供する価値が徐々に明らかになってくるのではないでしょうか。
ですから私にとっては、今まさにnoteがサードプレイスとなっています。
これがなかったら情報のやりとりや交流もなく、職場だけの世界を生きていたことでしょう。
そんなことを考えていると、ちょっとぞっとしてしまいました・・・。
3⃣まとめ
今回はヘッセの詩からヒントを得て、サードプレイスのご紹介をいたしました。
心落ち着く場所、それは最初からリアルな場所であるに越したことはありません。
でも入口としてのサードプレイスがあってもいいと思うのです。
それはオンラインコミュニティでも構いません。
まずはそこから自分らしさを発揮していく。
そしてやがてそこからリアルなコミュニティや交流の出口へと向かう。
今までかなりSNSから距離を取っていた私が、ここまで考えを変えてしまうのですから驚きです。
皆さんも自分らしさが発揮できるサードプレイスを見つけてみてください。
リアルでもオンラインでも何でもいいのです。
それによって自分が変わるきっかけとなるのであれば、こんなに素晴らしいことはないと思います。
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