#00【Xデザイン学校マスターコース2024】共通プレ講座のリフレクション

そもそも論
ボクは企画部からデザイナーへと転向しているのですが、コンサル会社のデザイナーというかなりデザイナーの中でもハードルが高い職業にひょんなことからなってしまいました。

崖っぷちデザイナーの悩み
中途採用でコンサルに入ったボクは以下の問題を抱えています。
これらが10ヶ月後にはクリアされて、1人前になれるか瀬戸際にいます。
・デザイナーの知見でプロジェクトの戦略側に行くのが難しい。
・ともすると言われたことに対して絵を描くことしかできない。
・リサーチ能力がなくプロジェクトに必要な調査が分からない。
・企業の理解が浅く事業戦略以前に企業の現在地が分からない。
・実務経験がなく手探りで各工程を理解しないといけない。
・中途採用なので小規模お勉強プロジェクトへのアサインが厳しい。


デザインとはなんだろう?

プロジェクトを考えて実践すること
第二次大戦時のイタリアでは、企業家が新しい製品を開発・生産してきました。新しい製品には使う人、そして技術を知って設計できる人が必要でした。
そういった方(progettazione)は社会・政治・経済・文化などに批判的な精神を持ち、多様な専門家と協力して、人間の生活環境をよくするための活動をしてきました。

その時の例が彼女:イタリア人の出版代表パトリツィア・ゼルビ

大人審査員と子供審査員の違い

ゼルビは大人と子供両方に審査員をさせ、一番心に残った本を選ぶようにした。大人はニンジャを題材にしたものを選んだが、子供はおじいさんが題材の生と死を描写した絵本を選んだ。
→私たちは想像でコンテンツの反応やペルソナをつくるが、実際の反応は大きく予想を超えていくものなんだと学んだ。

三方よしのデザイン:Social good

ヒト、モノ、ビジネス、全てにおいて社会的に意義があるものが良いデザインだよね。ビジネス視点を重視してしまうと、社会課題に応えるという視点が抜けそうになるけど、デザイナーはそれを忘れてはいけない。

意味を形成する役目

デザイナーでよく耳にする役目は問題の解決であるが、もう一つの役目としては「意味を形成する」役目がある。
意味を新しく定義したり(ex. 明かりを灯す役割だったキャンドルにアロマの癒し効果を与えたり)

これからの三方よし

アート思考という解釈は「課題を自ら発見し、賛同者をつのり、リーダーシップを持って案件を前に進めていく能力なのでは?」とのこと。
掲げたビジョンやパーパスを軸にデザイン思考で発想の確かさや実益性を担保し、爆速で前に進めて行こうということと個人的には解釈した。

対象ユーザーは全員問題

よくクライアント先である「対象ユーザーは全員」「全員に使いやすくね」の問題。まずは利用ユーザーをセグメントに分けて、各ユーザーがどのくらいのインパクトがあるのか、計算をしてみたり可視化してみるのが良いと思った。
会社が目指すべき、ビジョンやパーパスをプロジェクトメンバーで共有する作業でもあるのかと思う。

UXデザイン会社で導入しない問題

「そりゃそうでしょ?」ビジネスインパクトを自分で説明できていないよね。今起きているプロジェクトを「文献・統計資料」「定量調査」「定性調査」で多角的に分析して周りを説得して、納得させないと誰もついてきてくれない。要は、お金を稼いでくれれば、会社はなんでも良い。

N=5とかで調査って言っているのめっちゃ怖いよ。周りだけじゃん。
それを支持してるの。
各調査の役割を明確に認識する必要はあり。

戦略と戦術の違い

頑張らなくても勝てる仕組みづくりが戦略
戦略を実装するための取り組みが戦術

日本人は戦略が立てられる人がほとんどいないので、こんな状態になったのではなかろうか。
グローバルは各作業は別会社に発注し、作業を分担して効率性を高めてきた。→ノウハウや品質は保証できないデメリットはあり。

時代はデザイン4.0

デザイナー役員や、起業家の時代へ。
成長戦略と生存戦略の両輪でものを考えるようにする。

大事なことは振り返ること

リフレクションを毎授業でやることになります。
自分の学びや気づきを発信して、理解力を上げていきます。



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