爪切り
私が勤務する生活介護事業所には、知的な障害を持った方が通われています。
"こうしたい、あれをしたい"はあっても、それを自分から動いてすることをしない、難しい方がいます。
単に苦手、とかではなく、まわりが先に言ったりしてしまうので、その人も"やってもらって当然"とまではいかないまでも、そうしたまわりの配慮で、自分から動き出す事を減らしている事もあります。
昨日の水分補給のように、自分で、または自分から水筒を飲む、ということをしない方がいます。
爪切りもそうで、
「お母さんに切ってもらった〜」
と言ってくる方もいます。
(自分でやれる方は自分でやってます。)
自分達が普段何気なくやっていることが、日常での簡単なようなことが難しい…。
そんな方が事業所を利用しています。
久しぶりに、
「泉灘さん、爪切ってくれない?」
と頼まれたので切ったのですが、ここ最近無かったことなので、記事にしてみました。
他の職員が切っている場面を見掛けなかったので、事業所では久しぶりでした。
小さな事だと思われるかもしれませんが、色々と不便を抱えているんだと思います。
そうした方を支援する、それが生活支援員の一面だと思います。
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