連休明け

2024年のゴールデンウィーク、まずは3連休。

利用者のみなさんは、それぞれ満喫できたようで、連休中にあったことを話したいから、よく話してきます。

ヨウちゃんはお店でバッタリ事業所の理事長と出会ったみたいです。
お母さん曰く「素っ気なく、また明日!と言ってました」とヨウちゃんらしいエピソードでした。
(理事長とは約20年の付き合いになるので、若干苦手らしいのですが、お話しするとちょっと嬉しいそうな顔をしているヨウちゃんです。)

お休み明けは、そうした賑やかさとは別に"あぁ〜、事業所かぁ"と、気持ちが切り替えられない利用者さんもいて、それでワーワー言っている方もいるので、本当に賑やかで騒がしくなります。
(連休に癒されたエネルギーがガリガリと消耗されます…)。

そんなお休み明け初日は食品製造の仕事でした。

作業応援で職員の真清さんが来ての作業でしたが、切り替えの出来ないキンゴさんが、もう五月蝿くてうるさくて。。。

真清さんが、

「キンゴさん、それは今必要じゃないよ?」
「勝手に持ってきちゃダメだよ?」
 
そう言われるたびに

「うるさいうるさーい!!イライラするー!!!」

大爆発なキンゴさん。

ベテラン職員の真清さんはそれに負けず動じずに弾き返します。

自分の思い通りにいかないキンゴさんはさらにヒートアップ。

「あぁーっ!!!」

ダンダンッと地団駄踏んで、不機嫌さをアピールしていましたが、危険と判断して、

-キンゴさん!うるさい!いい加減にしなさい!

と泉灘が一喝。
(結構時間が経っていたのもあります)。

あんまりそういう対処はしたくないのですが、時と場合によっては声を張り上げて注意します。

「うぅ〜」

少し冷静になったキンゴさんに、真清さんが

「こっちの作業するから、こっちやろうね?」

そんな声掛けをして、軌道修正をします。

連休明けでは、多くはこんな感じになっています。

それが知的障害を持つゆえの特徴でもありますが、そんな騒ぎに負けずに休みにあったことを話し掛けてくる利用者さんもいたり…
そんな所に、面白さがあったりします。

今日も事業所は、うちの作業グループ"かのかの"は、騒がし賑やかでした。

連休明けの生活介護事業所のみなさん、そんな1日を送られたところ、反対にいつも通りだったところ、まだお休みなところ、みなさんお疲れ様でした。

来週の連休明けを遠い目で見つめる泉灘です。



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