スフレ・プリン同盟

　好きなコンビニスイーツの一つがこれです。

スフレ・プリン

　ファミマのスフレ・プリン。「・」が入るのは初めて知りましたが、気取ってていいですね。
　私はこれが好きなのです。プリンの上にふわふわとした、ちょうどいい濃さのチーズスフレがのっていて、見た目もテンション上がるしボリューミーだし。

　さて、昨日仕事の帰りに外食して、何か足りない感じがしてファミマに入りました。
　何か甘いものを食べたい。また太ってしまうけど、なんか足りない気がする。
　店に入った時点ではスフレ・プリンを買おうと決めていたわけではなく、色々見てからなるべく安い何かを買おうと思っていました。

　店内は空いていて、カゴを持ったおじさんが一人いるだけでした。
　私はスイーツコーナーに行きました。色んな美味しそうなものが売っている。スフレ・プリンは2つあって、その隣に40%増量キャンペーンで明らかにいつもよりデカくなった普通のプリンが5つほど並んでいました。
　ここで、おじさんもスイーツを見たそうにしているのに気づき、私は一旦アイスのコーナーに行きました。

　私は考えた。やっぱりスフレ・プリンは素敵だ。でも40%増量のプリンも食べておきたい。セブンの上げ底問題とか散々言われてる中で素晴らしいキャンペーンじゃないか。去年も40%増量のチキンを何回か食べました。とてもいい試みだと思う。どっちにしようかな〜。

　少ししておじさんが離れたので、私はスイーツコーナーに戻りました。そして目を疑った。

　スフレ・プリンが消えている。

　なぜだ！さっきの2つは幻だったのか！？いやまさか・・・と思っておじさんの方を見ると、カゴにスフレ・プリンが2つとも入っていました。
　しまった！と思いました。でも仕方がない。
　私は40%増量のプリンを1つ買って店を出ました。

　しかし、私はなぜか清々しい気持ちでいました。少し笑いたくもなったというか。
　なんだろう、たまたま同じ時間帯に同じもの好きな客が2人来て、ほんの数十秒の選択の差で結果が違ったのだという事実が面白かったんですね。しかもスイーツ2つですから、もしかしたら奥さんの分かなとか想像すると微笑ましかったりして。2人でデッカいスフレ・プリン食べるところを想像するとすごくかわいいじゃないですか。

　それにしても、今までの私だったらこんなことあったら「ついてねぇなぁ」とか思ってた気もします。笑えるということは、心身の調子がいいってことなんでしょう。よかった。

　というわけでファミマさんには毎年40%増量セールやっていただきたい。

　次回の記事は読書感想文にします。

【今日のおすすめの一曲】

おとぎ話「AURORA」

　アルバム「CULTURE CLUB」の収録曲。他に「光の涙」とかも大好きな曲ですが、これに関しては涙なしでは聴けなかった時期がありました。9分もあるのに少しも長く感じない。なんか宇宙の小さな星に放り出されたような寂しさを感じる一方、浄化されてくような気もする。アウトロのギターのフレーズが特に心にきますね。甘くてきらきらしたギターの音色はおとぎ話の良さの一つで、・・・

　話が長くなりそうだ。またの機会にするか。
　昨日の帰りはおとぎ話を聴いてたので思い出して貼ってみました。もっとこの曲が世に知られることを私は願ってやまない。