見出し画像

ユダヤ商人が教えてくれたお金についての大切なこと

かなり昔の話し、起業の神と言われるマイケルEガーバー氏が「お金」について話してくれたことがあった。

彼曰く「今のお金(通貨)の存在が消えたたとしても、また新しいお金の意味合いを持つものが生まれてくるだろう。原始時代に石ころや岩でお金を作ったように、人間と言うものは常にお金というものを必要とし、それを生み出す生き物であるからだ。」

実にユダヤ人の彼らしい意見だと思った。

「人間は、根本的にお金を求める生き物である。なぜならば、人間の脳が自然に欲するものであるからだ」と。

不思議なもので、この考え方を自分にインストールすると、お金に対する見方が少し変わってくる。

モノやサービスを「買う」ために、必要なお金から

モノやサービスを「交換する」ために必要だったお金の機能を思い出す。

その昔、物々交換であった私たちの祖先の利便性を一新させたのがお金だ。

お金の登場で、今すぐに欲しいわけではない人や、こちらは相手のモノを欲しいが反対に相手の欲しいモノをこちら側が持たない場合でもお金を使用することで交換が可能となった。

ならば、お金は接点のない人々をつなぐものとも考えられないだろうか。エゴを肥大化させるものではなく、お金は本来、とても優しいものなのではないだろうかと。

たしかにお金が存在することで、人間は今ここに集中し生きることが難しくなる。

お金は、未来に計画を立てたり、保障となるものを構築する機能もあるからだ。

このことが、私たちのお金に対する欲を駆り立て、エゴを後押しし、よって「今ここ」に集中することを更に困難にする。

エゴをコントロールすることは至難の技であるから「今ここ」が未来を作っているのにも関わらず、思考が先を急ぎ、結果正しい自分なりの選択を見失しない、夢が実現しない未来を手にしてしまう。

そこで、ガーバー氏は、このお金との付き合い方のヒントとして「あなたの一生に必要な金額は一体いくらなのかを決めなくてはならない」
とアドバイスしている。

確かに、こう考えることで、必要以上のエゴに振り回されることはなくなる。

正しい意思決定をすることによって、理想の未来を手にすることもできる。

必要な金額を決め、今に集中し、やるべきことを知り行動する。それができてくると私たちの中のお金に対する悪いイメージや不安も無くなっていくという。

さて、あなたの人生に必要な金額は一体いくらなのだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?